Q1.どんな仕事をされているのですか

入社後は、関西電力とアクセンチュアの合弁会社「K4 Digital(以下、K4D)」に所属し、3年ほどデータドリブンコンサルタントとして電力業界、特に送配電部門におけるDX促進のためのデータ分析を手掛けました。具体的には、機械学習を用いた送配電設備の劣化分析や太陽光発電量の予測を行ったり、データを可視化することでビジネス部門の意思決定を支援したりしました。データ分析の他には、組織活動としてデータ分析人材育成のための研修のサポートに貢献しました。

現在は、決済事業企業の営業支援のために分析を活用した効果測定をご支援しています。志望していた「お客様とコミュニケーションを取りながら、課題を解決する仕事」に取り組みながら、データ分析という強みを発揮できるこの仕事は自身に向いていると感じます。

Q2.仕事のやりがいや印象に残っているエピソードを聞かせてください

K4Dのプロジェクトでは、お客様から「小野さんに頼みたい」「また一緒に仕事ができて嬉しい」といった言葉をいただけました。これからも、こういった言葉をいただけるように頑張りたいですね。

入社してすぐに、「K4D」の組織の立ち上げに関われたのは刺激的な経験でした。役職に関わらず自由に意見を出し合う風土があり、社内ツールの導入や、働きやすい会社作り(フレックス制度の導入等)にコミットできたり、会社の根幹に関わるような意思決定に参加できたのは貴重な経験でした。自分の意見がK4Dの社長に採用され、導入に至ったのは特に嬉しかったですね。

Q3.女性が働く環境としてはいかがですか?

今の部署(AIグループ)に異動したきっかけは、目標とするデータドリブンコンサルタントの女性マネジング・ディレクターと一緒に仕事がしたいと思ったからでした。女性へのサポートという点では現在の部署では年に数回、部署内の女性社員で集まるオンラインのイベントを開催しており、お互いの悩みや考えを共有しています。

その他にも、毎月メールマガジンで部署の女性社員のインタビューが届くなど、女性社員の働き方をインプットする機会が多く、ロールモデルを知る機会が多いのはいいですね。先輩の育休の取得体験談や、時短勤務の活用事例などを知ることで、この会社なら、私に合ったワークスタイルを実現できると思え、今後が楽しみになってきました。

Q4.理系女子学生へのメッセージをお願いします!

まずは就職活動を楽しんでください!就活って、とても素敵な機会で、様々な企業の社員が色々な話を聞かせてくれます。選考で聞いたアクセンチュア社員の話は、一番私をワクワクさせてくれて、彼・彼女らのようになりたいと思って入社を決めました。「私は〇〇学部/専攻だから、▲▲業界だ」と視野を狭めずに、様々な業界の方の話を聞くことで、自分が心から面白いと思える仕事、自分が活躍できる仕事にきっと出会えるはずです。

理系ナビCHECK

アクセンチュアのジェンダー・ダイバーシティの最終目標は、女性だけではなく、男女ともに公平に尊重され、あらゆる成長機会が等しく提供され、社員一人ひとりが会社の成長に貢献できる環境を構築すること。週3日以上および週20時間以上の範囲内で勤務時間を設定できる「短日短時間勤務制度」や、利用時間に制限はなく、業務内容に合わせて利用できる「在宅勤務制度」など柔軟なワークスタイルを可能にする諸制度はもとより、上司とは別の立場からアドバイスしてくれるピープルリード(旧称・キャリアカウンセラー)がすべての社員につくなど社員の成長をサポートする制度も充実。男女ともに働きやすい職場づくりを目指し、制度整備やカルチャー変革を推進している。

これまでのキャリア
1年目 研修後、大阪のプロジェクトに配属となり、合弁会社に出向。
3年目 お客様の出向メンバーも含めた2~3人のチームのリードを担うように。
4年目 結婚を機にキャリアを見つめなおし、自ら希望して新しいプロジェクトに移る。
プライベート紹介

コロナ前は週に2回ほど18時には退社してキックボクシングジムに行ったり、映画鑑賞をしていました。最近は今年のGWから子供のころからの念願だった犬を飼い始めて、日々癒されています。コロナ禍で在宅勤務になって1年半、引きこもり気味でしたが、最近は愛犬のおかげで早朝と夕方の2回、平日で30分程度、休日は1時間近く散歩をしているため、健康的な生活になってきました。

  • 写真1

    毎日朝晩、愛犬の散歩をしています。愛犬の
    おかげで、運動不足も少しは解消できていそうです。

  • 写真2

    1年半ずっと在宅勤務なので
    勤務環境は早々に整えました。最近購入して
    良かったものはコーヒーマシンです。