Q1.参加したインターンシップについて教えてください
アクチュアリーを志望していたため、インターンシップもアクチュアリーに絞って参加しました。アクチュアリーに就職した研究室の先輩から共有してもらったインターンシップのリストを参考に、スケジュール調整が可能な限りエントリーして、夏季に参加したのは生命保険5社、損害保険3社、信託銀行2行、合計10社です。2~5日の期間で、グループワークを中心にアクチュアリー業務を体験できる内容が多かったです。
Q2.参加してどんなことを感じましたか?
数日間という短い期間でも、会社の雰囲気や価値観など、色々なことが見えてきました。企業理念を丁寧に話す会社もあれば、事業について詳細に解説する会社、福利厚生など働く環境を重点的に説明する会社もあり、各社が大切にしていることが分かりやすかったです。
印象に残っているのは、アクチュアリーの業務体験をプログラムに組み込んでいた会社です。年金コンサルティング業務をアポイント取りから体験する内容で、仕事のイメージが湧きました。そこで仲良くなった学生とは、その後も就活仲間として情報交換をしました。
最終的に入社を決めた会社のインターンシップも印象に残っています。3日間で一つのワークに取り組み、各グループに若手アクチュアリーの方が一人ずつメンターとして付きました。ワークの内容は難しかったのですが、私たちがつまずいているポイントを瞬時に把握し、的確なアドバイスを貰えたのが印象深かったです。
Q3.インターンシップの選考対策はどのように進めましたか?
エントリーシートの添削を理系ナビにお願いしました。何をアピールすべきか、どのように書けば相手に伝わりやすいのか、アクチュアリーの就職に対する豊富な知見と共に丁寧に添削していただき助かりました。面接については、話すことを固めすぎてしまうと柔軟な対応ができなくなりそうなので特に対策はしませんでした。
Q4.インターンシップに参加して就職活動に役立ったことは?
たくさんのインターンシップに参加することで、アクチュアリーの仕事内容や各社の雰囲気をリアルに把握できました。それにより自分に合っている仕事なのか、会社なのか、本選考の前にある程度見極められてよかったです。
また、会社説明や仕事内容などに使っている文言は、各社が大事にしている価値観を反映しているものでもあります。私は印象に残ったフレーズを本選考のエントリーシートや面接に取り入れて、自己PRなどに活用していました。インターンシップでの説明や投影スライドの内容など、色んなことをメモしていたのが役立ちました。
Q5.これからインターンシップや就職活動を控えている理系学生にアドバイスをお願いします
インターンシップに参加する前に、事前に情報収集をした方がいいと思います。私は何も知らずに参加してしまったため、グループワークについていくのが大変でした。せっかくの機会をもっと実りあるものにするためにも、仕事内容や保険数理についてある程度把握してから参加すればよかったです。
またインターンシップでは、懇親会や座談会などで社員の方と接点があります。そこで何を聞くか、参加前にある程度まとめておくことをお勧めします。私は色々な社員に積極的に話しかけていたものの、その時の興味に任せて仕事内容に偏った質問をしていました。後々、本選考に進んだ時に、キャリアのイメージをもう少し詳しく聞いておけばよかったと反省しました。せっかく社員の方と接点が持てる貴重な機会ですから、存分に活かしてください。そして当日は、勇気を出して色々な人に話しかけてみてください。
●プロフィール
所 属 | お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 理学専攻 修士2年 |
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参加したインターンシップ | アクチュアリーインターンシップ(生保・損保・年金) |
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