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理系のインターンシップ体験談32


Q1.参加したインターンシップについて教えてください

理系を活かしたいという想いから、ITスキルを活かせる業界や職種を見ていました。具体的にはITコンサルやSIer、事業会社におけるITコースを中心に志望しました。

夏インターンでは東京海上日動火災保険を含めて10社ほど参加。その後は興味を持った企業のセミナーや本選考を受けました。最終的にはSIerやコンサルファームの内定をもらったものの、東京海上日動火災保険のITコースの内定を承諾しました。


Q2.参加してどんなことを感じましたか?

東京海上日動火災保険のインターンでは、会社を深く理解するためのグループワークと多くの社員との座談会がありました。グループワークでは、議論してパワポで発表するだけでなく、実際にプログラミングしてWebサイトを制作するなど、IT戦略立案ならびにシステム開発の両面に携われました。座談会では、参加学生の人数より多くの社員と関わり、会社全体の雰囲気や人の良さを感じられました。


Q3.インターンシップの選考対策はどのように進めましたか?

まず、ESはひたすら先輩に添削をお願いしてブラッシュアップを続けました。派手なエピソードを書くよりも、エピソード内の行動背景や意図、学んだことなどを論理的に順序立てて書くことが大事だと思います。

SPIに代表されるWEBテストは勉強あるのみでした。面接やグループディスカッションも、ひたすら実践あるのみです。就活サイトなど練習会を実施しているので積極的に活用して場数を踏みました。


Q4.インターンシップに参加して就職活動に役立ったことは?

志望職種の中でも業界による違いや特徴を見極めることができた点です。SIerと比べて、事業会社のITコースではシステム開発だけでなく発注側として超上流の企画に携われ、その会社の成長、ひいては社会貢献に関わっていると実感できました。

その中でも損害保険業界はデータを多く保有し、ITとの親和性が高い部分があります。ITにも巨額の投資を行い、システムやプロジェクトも大きく、その分、大きなやりがいを感じられると思いました。日本の重要インフラであり、社会基盤に欠かせない業界の中で、より社会貢献の度合いが高いところに惹かれました。入社の決め手となったのは、東京海上日動火災保険のインターンで感じた社員の人柄の良さと成長機会の多さでした。


Q5.これからインターンシップや就職活動を控えている理系学生にアドバイスをお願いします

就職活動は今後の人生を左右する、1度きりのものなので、一切妥協せず、後回しにせずに取り組むことが大事だと思います。研究が忙しい中で、就職活動を続けるのはとても大変です。私も研究がかなり忙しい時期もありましたが、研究室の先輩や就活サイトなど活用できるものは何でも頼ってベストを尽くしました。

また、様々な業界や職種を知ることも大事です。理系が活かせる職種や業界はかなり広がっているので、就活というまたとない機会を活用して行動を起こしてください。とはいえ、適度な息抜きも意外と重要です。就職活動は早期化だけでなく長期化している傾向があるので、体調やメンタル管理も気を付けつつ、自分が納得できるキャリアをぜひ見出してください。


●プロフィール

所属 慶應義塾大学 理工学研究科 総合デザイン工学専攻 修士2年
参加したインターンシップ 東京海上日動火災保険株式会社(ITコース)

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