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理系の就活体験談99

【キャリア情報誌 理系ナビ 2026年秋号 掲載記事】


Q1.就職活動はどんなスケジュールでしたか

修士1年の4月から情報収集を開始し、就活サイトでエントリーを進めて数社のサマーインターンシップに参加しました。9月から12月まで留学していたため、帰国後にITや金融業界の早期選考へ応募。年明け以降に選考が本格化し、4月に内定を受諾しました。


Q2.どんな業界や職種を希望しましたか

学部時代にアクチュアリーを知り、数理的素養を活かし、社会貢献できる点に魅力を感じました。一方で、大学での研究や長期インターンでプログラミングやデータ分析に触れていたことから、データサイエンティストも併願していました。


Q3.内定先を決めたポイントは

損害保険業界を選んだ理由は2点あります。1点目は、商品の多様性と業務の広がりです。近年は自然災害や自動車にとどまらず、サイバーや宇宙など領域が拡大しており、商品開発からリスク管理まで幅広く挑戦できる点に惹かれました。 2点目は、研究との親和性です。私はデータ分析の研究室で自然災害分野を扱っており、国際アクチュアリー会議で発表機会を得るほど情熱を注いできました。学んだ知見を実務で活かせるのは損保業界だと確信しました。

損保のなかでも(合併新会社として来年誕生する)三井住友海上あいおい損害保険を選んだ理由は、インターンで感じた社員や内定者の雰囲気です。グループワークでは親身なフィードバックをもらえ、多忙にもかかわらず、学生一人ひとりに真摯に向き合ってくれる姿勢に感銘を受けました。また、資格試験のサポート体制が手厚い点も決め手となりました。


Q4.就職活動で一番苦労したことはなんですか

最初から最後まで自分自身と深く向き合うことに苦労しました。「自分がどうなりたいのか」「どの選択が最善か」、先輩や友人、現場社員、就活サービスの方々との対話を通じて自己分析を深めました。その結果、単一業務にとどまらず、複数領域を横断して活躍できるアクチュアリーという解像度の高い将来像を導き出せました。


Q5.就職活動で大切だと感じたことは

就職活動は企業との相性が重要なため、独りよがりにならないよう意識しました。組織に属した自分を具体的にイメージし、どのような価値を提供できるかを考え、採用するメリットを言語化するよう努めました。

私の場合、データ分析などのハードスキルだけでなく、スケジュール管理やチームマネジメントといったソフトスキルもアピールしました。ESや面接でのアウトプットを重視し、対話を通して納得感を高めていきました。


Q6.理系ナビのサービスはいかがでしたか

アクチュアリーの就職活動や業務内容に関する情報を収集でき、大変重宝しました。業界内の企業情報が一覧で確認できたほか、就活セミナーではアクチュアリーやデータサイエンティストの実務に対する解像度が上がりました。中でも最も役立ったのは個別キャリア相談です。自己の言語化はもちろん、今後の選考方針や進め方の相談で活用させてもらいました。


Q7.これから就活に臨む読者へのアドバイスをお願いします

「自分がどうなりたいか」を深掘りする機会として、積極的な情報収集と多様な人との対話をおすすめします。情報を得ることで興味や理解が深まりますし、選択肢を広げて比較することで、真に自分に合った企業が見つかり自己分析も加速します。研究と同様に「解決したい問い(目指す姿)」を設定し、そこから逆算して行動を起こすことで、軸のぶれない就職活動ができるはずです。


●就活プロフィール

就活開始 2025年4月
就活終了 2026年4月
志望業界 金融、IT
エントリー 7社
面接社数 3社
内定社数 3社
内定先 三井住友海上あいおい損害保険株式会社(アクチュアリーコース)※合併新会社として2027年4月誕生予定
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