Q1.就職活動はどんなスケジュールでしたか

修士1年の7月頃から夏季インターンシップの検討を始めましたが、志望企業のインターンシップ選考に通らなかったこともあり、本格的な活動は冬のインターンシップからとなりました。以前から興味のあった航空機メーカーを中心に、航空会社や海運会社のプログラムにも参加しましたが、最終的には航空機を開発している日系の重工メーカーに絞り込み、修士2年の4月に内定をいただいた三菱重工業への入社を決めました。

Q2.どんな業界や職種を希望しましたか

実家が空港の近くにあったこともあり、子供の頃から飛行機に対する憧れがありました。パイロットになることも検討しましたが、次第にものづくりへ興味が移り、エンジニアを志すようになりました。

幼い頃からそのような夢を抱いていたため、業界や職種の絞り込みに関して悩むことは少なかったと思います。前述のように航空会社や海運業界のインターンシップにも参加しましたが、航空会社のエンジニアの仕事は整備やトラブル対応がメインであり、航空機を造る仕事とはイメージが違っていたほか、海運に関しても航空機開発以上の魅力を実感できなかったため、最後まで「航空機開発のエンジニア」という軸がぶれることはありませんでした。

Q3.内定先を決めたポイントは

航空機の中でも、特に旅客機の開発に携われる可能性があった日系の重工メーカー2社から内定をいただきましたが、最終的に三菱重工業を選んだ理由は、機体の開発に強みを持っていたことが大きいです。旅客機の開発領域は機体とエンジンに大別できますが、私はどちらかと言えば機体の開発に興味があったのです。

また、入社の時点で民間航空機の設計部門への配属を約束いただけたことも三菱重工業を選んだ決め手となりました。私としては「多くの人の生活をより便利に、より快適にするような飛行機を造りたい」という思いが強かったので、一般の人たちに利用してもらえる民間航空機を手掛けられる部門で仕事ができることに大きな魅力を感じました。

Q4.就職活動で一番苦労したことはなんですか

業界によってインターンや本選考の時期が異なるケースが多く、就職活動を効率的に進めるためのスケジュール設計に苦労しました。たとえばメーカーは4月くらいに本選考が終わりますが、航空会社は6月頃まで続いていました。検討業界の幅が比較的狭かった私ですらそう感じたので、様々な業界を跨いで就職活動をされている方は、事前に情報を集めて計画的にスケジュールを立てた方がいいかもしれません。

Q5.就職活動で大切だと感じたことは

事前に業界や職種、企業に関する研究を行っておき、面接・選考を通して企業の求めている知識やスキルをしっかりアピールすることが大切だと思います。私の場合は企業が求めている機械工学の知識をアピールしたほか、海外メーカーと協業することが多い企業に対しては英語力をアピールする必要があると考え、TOEICの勉強をしてスコアを上げ、そのスコアを提出するといったアピールも行っていました。

Q6.これから就活に臨む読者へのアドバイスをお願いします

私の場合は、大学に入る前から「航空機開発のエンジニアになりたい」と考えていたので、業界選びや企業選びで苦労することはありませんでした。自分のやりたいことや仕事にしたいことについては、出来るだけ早めに考え、決めておいた方がいいと思います。やりたいことが決まっていれば、就職活動をスムーズに進めることができますし、その分だけ大学での研究活動にも注力しやすいと思います。

●就活プロフィール

就活開始2021年7月
就活終了2022年4月
志望業界航空機メーカー、航空会社、海運業界など
エントリー7社
面接社数3社
内定社数2社
内定先三菱重工業株式会社