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森北出版株式会社

新しい科学・モノづくりの出発点となる専門書を生み出す

情報、電気・電子、機械、土木、建築、数学、物理学など、幅広い理工学分野の専門書を手がけている森北出版。「情報の質」と「独自性」にこだわり、実践的で体系化した質の高い情報を次代の科学や技術を担う読者に届け続けている。

編集者は文系というイメージを持たれがちだが、同社では理系の専門性を幅広く活かすことができる。第一線で活躍する研究者や技術者の方々とパートナーとして関わりながら、書籍の企画立案をはじめとするあらゆる工程で、創意工夫や思いを込め一冊の本を形にしていく仕事だ。自身の専門外分野も担当するため、分野にとらわれず俯瞰したいと考えるジェネラリスト思考の方にとっては、好奇心を刺激される魅力的なフィールドといえるだろう。進路の選択肢を広げたいと考える方は、ぜひ注目してほしい。

森北出版では、新卒採用を積極的に行っている。編集者は全員が理系出身で、博士が50%、修士と学部卒がそれぞれ25%ずつ在籍しており、研究室のような雰囲気の中で専門性を高めることができる。科学技術の発展に貢献できるやりがいのある仕事に挑戦してみたいと考えている理系学生の応募を、同社は待っている。

森北出版株式会社 森北出版株式会社
  • 岩越 雄一

    本づくりの工程に一貫して携わることで得られる「ものづくり」の実感

    岩越 雄一いわごえ・ゆういち
    第1出版部
    京都大学大学院 工学研究科 建築学専攻 修了
    • 新卒で森北出版を選んだ理由について教えてください

      もともと文理の垣根にこだわらず、様々なテーマの学問に興味がありました。大学では建築学を専攻しましたが、就職活動では金融専門職のクオンツやアクチュアリーと、森北出版の編集職で最後まで悩みました。最終的には、インターンシップを通じて自分の専門分野外の本を企画する面白さを実感できたこと、そして少数精鋭組織の編集者として働くことで若いうちから自分の仕事を書籍という形にできる環境に魅力を感じ、入社を決めました。

    • どんな仕事をされているのですか

      書籍の企画と編集に携わっています。本の出版には、世の中に遍在している知識により良い形を与え、その知識を広げていく役割があります。企画は「多くの人に求められている知識は何か」「誰がその知識を持っているか」を発見した上で、「その知識をどのような形にして伝えていくべきか」を検討するなど、書籍全体の骨格を作っていく仕事です。
      一方の編集は、知識を持っている著者が執筆した原稿を、読者に伝わりやすい本の形に落とし込んでいく仕事を担当します。具体的には情報の過不足について著者と確認を取りながらの修正や、カバー装丁や各ページのデザインの方向性を決めてデザイナーへの発注、帯のキャッチコピー作成など、様々な作業を行います。

    • 印象に残っている仕事について教えてください

      入社1年目の秋に自分が初めて編集に関わった『入門 都市計画(第2版)』が世に出たときの嬉しさは、今でも印象に残っています。第1版の頃から好評だった本ですが、第2版では読みもの的な側面を意識した改訂を行い、読者の理解が進みやすいようなイラストの挿入やデザインの変更など、様々な部分で自分のアイデアを反映できました。
      企画に関しては、入社1年目のときに練習のつもりで作った実用書の企画が通り、ようやく出版に向けての目処が付いてきたところです。内容としては、私が学生時代に使っていた3D CADの実用書になります。「こんな使い方をしたら面白いかもしれない」と考え続けてきたことが本になることもあり、企画から本づくりに携わるやりがいを実感しています。
      また、森北出版では自分の専門領域から専門外の本まで幅広く担当できます。私は数学に関しては専門外ですが、『加群とホモロジー代数入門』という数学の専門書も担当しました。数学を趣味として楽しむような読者の方々を想定した解説の仕方、本としての見せ方を学ぶことができ、私自身にとっても貴重な経験になりました。

    • 会社の環境や雰囲気はいかがですか

      社内は静かで落ち着いており、大学の研究室のような雰囲気です。また、出版部は全員が理系ということもあり、会議などでもロジカルかつストレートに意見を交わし合える風土があります。ロジックさえ正しければ、役職や年齢に関係なく若手でも考えていることを忖度なく発信できるほか、意見を交わしたとしても会議の後はお互いにさっぱりしています。根回しのような古い慣習もないので、とても働きやすいです。

    • どんな方が森北出版の仕事に向いているのでしょうか

      大学での研究分野については専門家としての意見を求められることも多いので、理系で学んだ専門知識を存分に活かせます。また、論文をまとめる作業は本の企画や編集の仕事と似ているため、論文の作成経験も役に立ちます。その一方で専門分野外の本に携わる機会も多いので、自分の専門に閉じることなく、様々な分野に興味を持てる方が向いていると思います。

    • 理系学生にメッセージをお願いします

      森北出版では、若いうちから本づくりの全工程に一貫して携わることができますし、自分で作った本を手に取れる「ものづくり」の喜びも味わえます。「若いうちから自分の裁量でものづくりがしたい」と考えている方は、ぜひ就活の選択肢の一つに加えてみてください。

  • 村上 岳

    アイデアを反映できる、書籍という「ものづくり」の魅力

    村上 岳むらかみ・たけ
    第1出版部
    名古屋大学 工学部 機械・航空宇宙工学科 卒
    • 森北出版を選んだ理由について教えてください

      大学では機械工学について幅広く学び、研究室では産業廃棄物の焼却炉内に付着した灰の成分を分析する研究に取り組んでいました。ただ、大学卒業後は専攻にとらわれずに自分がやりたいことを仕事にしたいと考え、出版社や広告代理店、食品会社など、興味を持ったところへ応募していました。
      森北出版の存在は就活中に知り、インターンシップに参加しました。そこで取り組んだ書籍の企画体験が楽しく、また提案した企画案が先輩社員から評価されたことが、入社の決め手になりました。

    • 仕事内容について聞かせてください

      一言で言えば、「価値ある本を作ること」です。それを実現するための「企画」と「編集」の工程を担当しています。
      企画では大学・高専の先生を訪問して話を聞いたり、市場調査をしたりして、まだ世に出ていない書籍の可能性を探ります。その可能性が見つかれば、著者候補との相談などを通じて、どのような書籍を目指すべきかをより具体的にしていきます。
      編集の工程では、上がってきた原稿の価値が最大化するよう、著者に対して提案を重ねます。また、誌面のレイアウトや装丁など、その本を必要とする読者に向けての読みやすさ・わかりやすさ、手に取ってもらうための動線の設計・調整なども行って、書籍を最終製品として完成させます。

    • 印象に残っている仕事について教えてください

      これまでは編集のみの担当が多かったのですが、つい先日、初めて企画から編集までを一貫して担当した書籍『Pythonによる はじめての地理空間データサイエンス』が完成し、この春に出版されました。
      著者の先生と相談を重ねるなど苦労も多かったのですが、フルカラーの図版による視認性を活かし、誰もが手に取りやすい書籍にできたと考えています。読者の皆さんからの反応が楽しみですね。

    • 会社の環境や雰囲気はいかがですか

      職場は静かで研究室のような雰囲気で、自分の裁量で進められる仕事と周囲の人たちと協議・相談・共有しながら進めなければならない仕事の線引きがはっきりしている印象です。
      普段はみな自分のデスクに向かって淡々と仕事をしていますが、必要なときには自然にディスカッションが始まるなど、社員同士が互いに協力しあえる環境があります。また、個人の意見・アイデアの発信が歓迎される文化もあり、とても働きやすい職場です。

    • どんな方が森北出版の仕事に向いているのでしょうか

      理系の専門書を扱う出版社なので、数式の理解などの基本的な理系のバックグラウンドはそのまま仕事に活かされます。ただし、自分の専門分野外にも視野を広げる必要があり、また複数の要素のバランスをとりながら方向を見失わない能力も求められます。そのため、物事に対して幅広く興味を持ちつつ「面白そうだ」と素早く反応できる方や、広い視野で物事を俯瞰できる方にマッチすると思います。

    • 理系学生にメッセージをお願いします

      まずは「理系だから」「○○専攻だから」という枠を取り払い、自分の好きなことや興味のあることを軸に就活を進めることをおすすめします。理系の経験や知識が活かせる環境を選ぶのではなく、「選んだ環境で理系の経験を活かす」という考え方のほうが、最終的によい働き方ができると思います。
      世の中には、ものづくりを行う様々な業界・会社・仕事が存在しますが、書籍の企画・編集ほど個人の意見・アイデアを反映しやすい「ものづくり」はないと感じており、そんな仕事ができることに喜びを感じています。

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