Q1.どんな仕事をされているのですか
ファンドマネージャーとして、クオンツ戦略に基づくファンドの組成・運用のサポートを行っています。また、債券アナリスト業務では、日々投資先企業の動向をモニタリングするほか、担当企業の決算調査や顧客向けのレポート作成を行っています。
Q2.仕事のやりがいや印象に残っているエピソードを聞かせてください
学生時代に学んだ数学の知識を活かせる場面がある一方、徐々にマーケットや運用戦略などの実務面での知識が増えている実感があり、やりがいを感じています。また、上司も私の興味に合わせて成長をサポートしてくれるので、自身の成長につながっている手ごたえがあります。
Q3.女性が働く環境としてはいかがですか?
クオンツ・データサイエンティストのような職種で働く女性はまだまだ少ないです。ただ、職場全体では活躍している女性をたくさん見かけますし、私自身も性別を理由で働きづらさを感じることはありません。仕事と育児を両立させている方も多く、出産を経て復職した女性社員や、育児休暇を取得している男性社員も珍しくありません。
Q4.理系女子学生へのメッセージをお願いします!
私は「学生時代に学んだことを活かせる」ことを軸の一つとして理系専門職を中心に就職活動をしていましたが、インターンシップや面談を通じて自分が仕事に求める優先順位が明確になり、先入観で選択肢から外していた職種も検討するなかで徐々にキャリアイメージが描けました。納得できる業種・職種を見つけるまでに時間がかかりますし、学業との両立は大変ですが、焦らず取り組んでほしいですね。
実際に働いてからは、会社が働きやすい制度や環境づくりに取り組んでいることも、長く仕事をしていくうえで重要なポイントだと気づきました。学生の時はあまり重視していなかったので、そうした点も確認してみると良いかもしれません。
理系ナビCHECK
ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DE&I)の推進を通じ、持続的な成長を目指している第一生命株式会社。多くの女性が様々な分野で能力を発揮できる環境整備に注力しており、女性管理職比率は約3割に達しています。
女性社員がキャリアをイメージしやすいよう、女性役員・女性管理職による講話・座談会などの「ロールモデル交流女性役員」、30歳前後の若手女性向け研修「女性キャリアアップ塾」など、キャリア形成を支援するプログラムも充実。柔軟な働き方の推進にも力を入れており、フレックス制度やテレワーク、時短勤務といった制度活用を通じて、仕事と育児の両立を支援しています。
子育て支援において高い基準を満たした企業として「プラチナくるみんプラス認定」、「健康経営銘柄2025」や「なでしこ銘柄」にも選定されるなど、女性が長く安心して活躍できる企業として、社外からも高く評価されています。
これまでのキャリア
1年目 | 新入社員向け研修後、運用フロント部門で債券や為替の発注業務に携わる。 |
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2年目 | 現在の部署に異動。 |
プライベート紹介
平日の仕事帰りは、時々ジムやダンスレッスンに寄っています。日中は座っている時間が長いので、なるべく体を動かすようにしています。
夏季休暇が取得できるので毎年海外旅行に
行っています。昨年はスイス・ドイツに行ってきました。