インターンシップ基礎知識


インターンシップの種類

短期インターンシップ

短期インターンシップは短いもので1日、長いものでも数週間となります。春休みや夏休みの長期休暇中におこなわれるため、 比較的参加しやすいのが特徴です。期間中は終日就業する場合が多く、業務としては「一定の定められたプログラムをこなす」というタイプが大半です。企業の業務についてレクチャーを受ける「セミナー型」、 与えられた課題をこなし、最終的にプレゼンテーションなどで結果を報告する「ワークショップ型」のほか、実際に 企業内で社員と一緒に業務が経験できる「就業体験型」などがあります。この形態は企業によって様々です。
基本的には“就業体験”を目的としているので、報酬は出ない場合が多くなります。就職活動前に「説明会や面接だけではわからない、業務内容や社風を身をもって知ることが出来る」というのが短期インターンの最大のメリットです。

長期インターンシップ

長期の場合は、期間は1ヶ月以上で基本的に日程を区切らず、学生の授業のスケジュールなどと折り合いを付けながら週に数日の勤務をします。 週3日/1日4時間以上などといった条件を企業が定めていますので、企業との相談の上で、勤務日が定められることになります。報酬は時給形式で支払われることが多くなります。
仕事内容としてはより実践的なものが多く、社員に準ずる業務を担当できます。そして長期的に勤務し、能力や責任を認められれば、社員と同じ内容の業務を任せられる可能性もあります。
長期インターンにおける業務体験を通じて、自身の興味対象や仕事への適性についての確認、企業や仕事についての本質的な理解をすることができるでしょう。

  短期インターンシップ 長期インターンシップ
期間 1日~数週間 1ヶ月~
実施時期 主に春休み、夏休みの長期休暇 時期は特に決まっていない
仕事内容 就業体験がメイン 社員に準ずるような実践的な仕事が多い
報酬 出ない場合もある 時給形式で支払われることが多い
目的 比較的短期間で、業務内容や社風を知ることが出来る 業務を通じた適性の確認 より本質的な企業・仕事理解