大学では様々な物事を学ぶ“インプット”する作業がメインになります。しかし社会に出たときに求められる能力は、企画やアイデアを出す、改善策を見つけるなどの“アウトプット”する力なのです。インターンシップに参加すると、就業経験を通じて“インプット”と“アウトプット”という作業を同時に行うことができます。大学で学んだ知識を実際に使いつつも、大学とはまた違ったいろいろなことが学べる、これがインターンの最大のメリットでしょう。これは学生のうちにしか出来ないとても貴重な経験です。もちろんインターンシップ経験は、就職活動においても有利になるのは間違いないはずです。
大学で必要とされる能力 | 学ぶ・研究するといったインプット力 |
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社会で必要とされる能力 | 企画やアイデアを考え出す・人と話す・改善策を見つけるといったアウトプット力 |
とくに理系学生の場合、将来のキャリアを考えていく上で、インターンシップは重要な経験になります。
自分の希望する企業や職種を、学生のうちにインターンを通じて内側から見ておくことにより、就職後に「自分の想像していた仕事と全然違う」「自分はこの仕事には合わない」などどいった事態にはならないはずです。自分のキャリアビジョンを一つの分野に絞ってしまう前に、あえて他の分野でインターンをすることによって、広い視野で自分の将来のキャリアを考えることも出来ます。 大学で学んだことが社会に出て働くうえで実際にどのように使えるかを知り、 専門分野から専門分野以外の業界、職種まで、広い視野で自分に適した将来のキャリア について考える機会を作るため、ぜひともインターンシップを経験してみてください。
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