もともと車や飛行機が好きだったことから機械工学系の学科を選択し、大学ではエンジンの機構や設計図作成を学んでいる高坂さん。研究テーマとして選んだのは、CO2削減に寄与する「岩石の風化促進」でした。

「国際的に関心が高く、社会貢献度の大きいカーボンニュートラル領域の研究に惹かれました。2050年までにカーボンニュートラルの実現を達成するため、現在は学部4年で大学院への進学を決めて引き続きこの研究を続けていきたいです」（高坂さん）

ミス日本「水の天使」賞を受賞し、日本の優れた水循環を応援する“水の広報官”としての活動にも取り組むなど学外の活動にも積極的な高坂さん。今後の目標を聞くと、「いま取り組んでいる岩石の研究を頑張り、多方面の人と関わることで視野を広げたいです。将来的には脱炭素やカーボンニュートラル領域に貢献できる仕事をしたいですね」と話してくれました。