理系人材×BizTech(シンプレクス株式会社 システムデベロップメント(開発)コンピテンシー 五十嵐 博)


PROFILE

五十嵐 博

五十嵐 博
シンプレクス株式会社
システムデベロップメント(開発)コンピテンシー
東京大学大学院 工学系研究科 物理工学専攻 修了
※シンプレクス株式会社はシンプレクスグループの事業会社です。

高度な専門性を持つ社内横断組織「コンピテンシー」

BizTechで高い付加価値を創出するには、越境する知識や考え方を持つことが必要です。テクノロジーはもちろん、クライアントのビジネスモデルや業務フローについての深い理解も欠かせません。理系的な表現をすれば、複数の知識を組み合わせて応用問題を解くようなものでしょうか。これまでシンプレクスは「金融×IT」の組み合わせでソリューションを提供してきましたが、BizTechではさらに多様な専門性の組み合わせが求められています。

BizTechへのシフトを見据えて、シンプレクスは2018年に「コンピテンシー」という社内横断組織を立ち上げました。コンピテンシーは、システムデベロップメント、UI・UX、数理工学といった各領域において高い専門性を持つプロフェッショナル人材のチームです。従来は各プロジェクトチームの中にプロフェッショナル人材がおり、属人的な活動としてプロジェクトを横断して連携を図っていましたが、新しい分野を開拓するには意図的にシナジーを発生させる仕組みが必要であり、コンピテンシーという職能型の組織が生まれました。

こうして誕生したコンピテンシーは、既存のプロジェクトチームから独立した組織として社内横断的にプロジェクトに参加し、その成功にコミットしています。また、同時に一般的なR&D部門に近い役割も担っており、中長期的な観点から先端技術やトレンドのリサーチなども行っています。

プロフェッショナルと働き、専門スキルを飛躍的に向上させる

シンプレクスでは内定者研修と新入社員研修を通じて金融工学、IT、ビジネスについて学んだ後、各自のプロジェクトにアサインされていきます。配属先ではユニット・リーダーと呼ばれる先輩社員と新入社員2名でユニットを組み、OJTを通じてスキルを伸ばしていきます。そして一定の実務経験を得た後、個人の希望によって各コンピテンシーに参加することが可能になります。

コンピテンシーはプロフェッショナルが集まる組織ですが、若手社員も所属しています。コンピテンシーの若手社員らは、高い専門性を持ったプロフェッショナルと近い距離で仕事を経験し、頻繁なフィードバックを得ながら早期に成長できます。各コンピテンシーの専門スキルはもちろんのこと、プロフェッショナルのリーダーシップや仕事に対する意識なども間近で学べる貴重な成長機会となっています。ひとつの会社の中で多様なキャリアパスが開かれており、ビジネス人としてスキルを伸ばせる点が特長と言えるでしょう。

越境できる専門性を養い、BizTechで価値を創出

近年では「BTC(ビジネス・テクノロジー・クリエイティビリティ)人材」のニーズが高まっていますが、BizTechで活躍できる人物も近い人材像だと言えます。ある領域に軸足を置きながらも、それ以外の領域にも越境して知見を持っていること。そのような人材がBizTechにおいて活躍できます。

テクノロジーの進化は早く、ビジネスの市場環境も急速に変わっています。ITとビジネスのいずれかだけを知っていても、優れたITシステムは作れません。双方を俯瞰し、複数の専門性を持ちながら状況に応じて取捨選択できることが不可欠です。また、理系の方は理解しやすいかと思いますが、「テクノロジーだけを突き詰めていても、何の役に立つのだろうか」と考えてしまうこともあるはずです。その点、ビジネスについて理解していると、同じシステムを作るにしても手応えが大きく違います。 私は大学院で基礎研究に携わっていましたが、より短期的なサイクルで世の中にインパクトを与える仕事がしたいと考え、就職の道を選びました。専門性を身につけながら、ビジネスのことも理解し、社会の役に立つものづくりがしたい方にとっては、シンプレクスのBizTechは魅力的なフィールドと言えるでしょう。