「インターンシップ」という言葉を聞いたことがあるものの、インターンシップが実際どんなものなのかしっかり把握している方は意外と少ないかもしれません。このページでは、知っているようで知らないインターンシップについての10の疑問をQ&A形式でお答えします。インターンシップを正しく理解し、自身のキャリアのために活用してください!
Q1.そもそもインターンシップとは?
インターンシップとは学生が一定の期間にわたって就業体験ができる制度です。インターンシップは実際に企業で働く体験を通して、業界や仕事に対する理解を深められる格好の機会。気になっている仕事がある方も、まだ働くイメージが湧いていない方も参加することで得られるものは多いはずです。
Q2.アルバイトとの違いは?
アルバイトの目的が「賃金」だとすれば、インターンシップの目的は「仕事理解」といえます。それゆえインターンシップの場合は企業が学生の受け入れ態勢を整え、比較的短い期間でビジネスを体験できるコンテンツを用意してくれています。その一方、給与については「インターンシップはあくまで就業体験の場を提供するもの」というスタンスの企業の場合、支払われないこともあります。
Q3.インターンシップに参加するメリットは?
社会にはアルバイトでは入り込めない職場、体験できない仕事が数多くあります。そのような仕事をインターンシップで体験し、早い段階で仕事・会社理解を深めることは後に控えた就職活動に臨むうえで大きなアドバンテージとなるでしょう。
Q4.インターンシップに参加すれば本選考で有利になる?
外資系企業などでは、インターンシップでの評価が本採用に大きく影響することが少なくありません。そのほかでは、「インターンシップは採用選考には一切関係ない」と明言している企業は多いものの、インターンシップに参加することで仕事・会社理解が深まるのは確かです。仕事や会社についての理解が深ければ、本選考の際に志望動機や自己PR作りやすくなり、そういった面では採用に有利といえるでしょう。
Q5.どうすればインターンシップに参加できる?
理系ナビなどのインターンシップ情報を提供しているサイトや、企業の自社HPでインターンシップ情報は告知されますので、まずはそこからエントリーをしてください。その後、書類選考や面接などがあります。選考では応募理由や、大学での専攻(研究内容)、自己PRなどについて問われることが多いようです。
Q6.インターンシップの選考対策は必要?
人気企業のインターンシップには数多くのエントリーが寄せられます。面接やグループディスカッションなどは練習をしている学生としていない学生では差が付きやすいので、どうしても参加したいインターンシップがある場合は選考対策をおすすめします。
Q7.参加するには専門知識やスキルが必要?
応募資格として特定の知識やスキルは不問としている企業が多いですが、技術系職種のインターンシップの場合は専攻学部やプログラミングスキルを応募条件とする企業もあります。応募の際にしっかり確認してください。
Q8.インターンシップの種類は?
インターンシップは実施する企業によってそのプログラムは様々です。よくあるインターンシップのプログラムをタイプ別にまとめました。
Q9.どんな企業のインターンシップに参加すればいい?
最初はどんな企業のインターンシップに参加すればよいか分からないという方が多いかもしれません。そんな場合は、直感でもいいので少しでも気になった企業・興味を持てそうな企業をピックアップし、エントリーする企業を選んでみてください。あまり関心のなかった業界・職種でもインターンシップに参加することでさまざまな発見があるはずです。
Q10.インターンシップ参加の際に心がけることは?
業界・仕事理解を深めるということはもちろんですが、心がけてほしいのは「社会人として求められる能力」や「自分が目指したい働き方」を見極めるよう意識することです。インターンシップを通じて「社会で働くうえで自分に足りないもの(知識・考え方など)がある」と感じた方は、就職活動の時期までに自身を成長させていってください。インターンシップはどんな職種・スタイルで働くことが自分にとってベストなのかを就業体験を通して見極めるまたとないチャンス。このチャンスを生かし、自身のキャリアを考えるきっかけにしてください。
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