工学部 建築学科に在籍している髙橋美奈海さんが建築物に興味を持ったきっかけは、小学生の時に家族で訪れたシンガポールだったという。「シンガポールは地震がほとんどないので、日本では見かけないような自由なデザインの建築物が数多くあり、強く印象に残っています。大学では建築素材について学んでいて、コンクリートの圧縮や引張(ひっぱり)強度などの実験が特に楽しいです!コンクリートは引張強度の小ささが欠点といわれていましたが、近年ではそれを補う工法や素材がでてきていて、その進化も興味深いですね」
そんな髙橋さんですが、昨年インターンシップに参加し、視野が広がったといいます。「“建築学科の就職先=ゼネコン”と思い込んでいましたが、自分の適性や興味の対象は様々で、いろんな可能性があることに気付けました。これから就職活動に臨む方は多くの人との出会いや旅行など、様々な経験をすることで人間性を磨けるので、新しいことにどんどんチャレンジしてほしいですね」
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