表紙の人_13夏号

環境情報学部で認知科学を学んでいる藤瀬さんは、様々な分析手法を用いた感受性(感性的スキル)の開拓について研究しているという。人の感性は「どう感じたか」を認知し、アウトプットすることで開拓が進んでいくが、それをエントロピー分析などにより数値化することで可視化し、分析を試みているとのこと。「子どもの創造力を伸ばしたいんです。子供のころに感じていた『絵を見て暖かい』と感じるような、感受性や創造性を伸ばすようなものや場を生み出したいですね」と話してくれた。今年は就職活動をする予定の彼女だが、すでに1年生の時に海外インターンシップに参加したという。「ベトナムでシステム開発のインターンシップをしてきました。システム自体は日本企業の教育サービスだったので、日本の教育がこんなところで支えられているんだと驚きましたね。また、現地スタッフはスキルが高く、英語や日本語も話せるなど能力の高さにも刺激を受けました」とのこと。就職活動については、「専門分野にとらわれずいろいろな仕事を見て自分に合ったものを見つけたいですね。楽しんでやりたいです!」と元気に答えてくれました。

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