Q1.就職活動はどんなスケジュールでしたか
修士1年の6月頃から就職活動を始めました。研究が忙しい時期だったのでインターンシップには参加できなかったのですが、様々な業界や企業の情報収集をしていました。翌年の3月以降はタイヤメーカーや自動車部品メーカーに絞って選考を進め、内定をいただいた企業の中から、自分の強みを活かして仕事ができるフィールドがあり、かつ女性が活躍できる制度・環境が整っていたブリヂストンへの就職を決めました。
Q2.どんな業界や職種を希望しましたか
大学院ではセラミックス製の自動車排気ガスフィルターの強度を高める研究をしており、研究内容そのものに楽しさを感じていたこともあって、就職活動を始めた頃は専攻や研究室で学んだことをストレートに活かせる自動車部品メーカーを中心に情報を集めていました。
その中で、あるときブリヂストンに入社したOGの方にお話を聞く機会がありました。ブリヂストンといえばタイヤメーカーなので化学系のイメージが強く、私には縁遠い会社だと思っていたのですが、そのOGの方も機械系専攻で大学院では私と同じような研究をされていた方だったのです。現在はブリヂストンでタイヤの構造設計を担当されているそうで、お話を聞く中でタイヤメーカーでの機械・力学系エンジニアは基礎研究・製品開発から生産技術まで、活躍の幅がとても広いことを知り、就職先の選択肢のひとつとして検討するようになりました。
Q3.内定先を決めたポイントは
私は会社説明会のほかに企業が主催する女子向けイベントなどにも積極的に参加していました。ブリヂストンの女子向けイベントでは特に多くの女性社員とお会いでき、事業所に設置されている保育園の見学もできました。結婚・出産を経て、育児をしながら仕事を続けている方が非常に多い印象を受けましたし、私自身の将来の姿を想像することもできました。このことは会社を選ぶ上で非常に大きなポイントになったと考えています。
また、同社の選考を通して技術系社員や人事など、たくさんの方々とお会いしましたが、皆さん穏やかで優しく、些細なことであっても親身になって相談に乗っていただけました。こうした印象から、「長く安心して働ける会社」であると確信し、入社を決めたのです。
Q4.理系ナビのサービスはいかがでしたか
就活スケジュールの特集や先輩のインタビュー記事などをよく読んでいました。私と同じような専攻の先輩方がどのような業界・企業に就職しているかという情報も掲載されていたので、就職活動を進める際の参考にしていました。
Q5.就職活動で一番苦労したことはなんですか
就職活動では、不安を払拭するために出来るだけ多くの会社説明会に参加しようとして、ぎっしり予定を詰め込んだところ、忙し過ぎて体調を崩しかけたことがありました。結果として自分が本当に興味を持っていた企業への対策も不十分になってしまったので、以降は業界・企業を絞って活動するように心がけました。今考えるともっと早くから自己PRの材料を用意したり、企業の情報を集めたりといった形で入念な準備ができていれば、その後も余裕を持って活動を進められたのではないかと思います。
Q6.これから就活に臨む読者へのアドバイスをお願いします
研究室の先生、OBOG、同期の仲間、友達、人事の方々など、私は就職活動全般を通して本当にたくさんの人に助けていただきました。一人で出来ることは限られているので、自分だけで悩みを抱え込まず、周りの人を積極的に頼ってみてください。
●就活プロフィール
就活開始 | 2017年6月 |
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就活終了 | 2018年6月 |
志望業界 | メーカー(自動車部品、タイヤ、重工、総合電機、化学) |
エントリー | 20社 |
面接社数 | 12社 |
内定社数 | 5社 |
内定先 | 株式会社ブリヂストン |
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