Q1.就職活動はどんなスケジュールでしたか
大学3年の7月にインターンシップへエントリーしたのが最初です。8~10月にかけて、当時興味を持っていた金融業界4社のインターンに参加した後は学業に専念し、年が明けた2月にも2社のインターンに参加して志望業界を絞り、本格的に就職活動をはじめました。
実際にエントリーをしたのは11社。そこから8社に絞って選考に進み、最終的に4社から内定をいただいたのですが、4月中旬に内定をいただいたアクセンチュアのデジタルコンサルタント職に決めて就職活動を終えました。
Q2.どんな業界や職種を志望しましたか
最初の頃は自分が何をしたいかというよりも、金融専門職の仕事をしている先輩の影響を受け、漫然と「私も金融専門職の仕事をしたい」と思っていました。インターンシップに参加し、金融専門職の実務を知れたのですが、心の底から「この仕事をしたい」と思うまでには至らず、それを機に「自分にはどんな仕事が合うのだろうか」と真剣に考えるようになりました。
自己分析を通じて見えてきたのは、自分で新しい課題を解決したり、解決するための仕組みを創る仕事にワクワクするということ。それならば、コンサル業界と商社がいいのではないかと考え、選考に挑みました。私が大切にしたのは、「何をしたいのか」、「何に向いているか」そして「どんな風に社会と顧客の役に立てるか」という視点です。
入社を決めたアクセンチュアについては、仕事紹介の動画を見た時の衝撃を今でも忘れられません。クライアントの課題を解決するコンサルタントの姿は、まさに私がやりたかった仕事だ!と心が揺さぶられました。
先輩社員にお話を伺うことでその想いは確信となり、面接官の方から「アクセンチュアの女性リーダーとしてのイメージが湧く」と評価してくださったこともあって、アクセンチュアで働く覚悟を決めることができました。
Q3.就職活動で一番苦労したことはなんですか
面接での質疑応答です。「ここに行きたい!」と強く思うほど熱が入り、模擬面接では「情熱的であることは大事だけど、気持ちが先行して大切なことが伝わってこない」と言われていたので、本番の面接では、まず何を伝えたいか、次に、どのように伝えるかを冷静に考えてから話すようにし、自らの人となりが伝わるよう心掛けました。
また、学業を第一に優先したかったので、テストが近い時は就活を休んでしっかり勉強し、落ち着いた頃にどれだけ就活へ時間を割けるか逆算して、インターンへ参加していました。いろんな業界を見ようと思っていた時期は、あれもこれも参加したくなりましたが、接触したことのある業界は早いうちに見極めて、優先順位をつけるようにしたことは良かったです。
Q4.理系ナビのサービスはいかがでしたか
理系ナビのインタビュー記事には、自分の考えや立場に近い人が登場していたので、よく参考にしていました。これまで知らなかった業界や会社を知るきっかけにもなりました。
Q5.これから就活に臨む方へのアドバイスをお願いします
最初は先輩や周りの人の意見に影響を受けていましたが、やはり自分で見て、感じることが大切と実感しました。また、専攻を活かした仕事を選ぶことにとらわれすぎず、自分にとって何が大切か、本質的なことを知ることで見えてくるものがあります。専攻分野に関係なくチャンレンジできる仕事は意外と多いので、自分を知ることにより、様々な仕事の中から自分が就きたいものを探してみてください。
●就活プロフィール
就活開始 | 2015年7月 |
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就活終了 | 2016年6月 |
志望業界 | 金融、コンサル、商社、人材 |
エントリー | 11社 |
面接社数 | 8社 |
内定社数 | 4社 |
内定先 | アクセンチュア株式会社 |
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