厚生労働省

国民の安心・安全のために幅広いフィールドに挑む

社会保障政策と労働政策を一体的に推進し、「国民生活の保障・向上」と「経済の発展」の実現に取り組む厚生労働省。理系出身者を積極的に採用し、中でも「働く人の安全と健康の確保」については、「総合職技術系」と ...
社会保障政策と労働政策を一体的に推進し、「国民生活の保障・向上」と「経済の発展」の実現に取り組む厚生労働省。理系出身者を積極的に採用し、中でも「働く人の安全と健康の確保」については、「総合職技術系」と「労働基準監督官」の職員が活躍している。

総合職技術系のメインフィールドは労働安全衛生行政であり、働く人の安全と健康を守る施策の立案に取り組む。日本の産業競争力を支える「ものづくり人材の育成」も重要なミッションであり、機械、電気、建築土木から調理に至る様々な領域の技能者の育成や評価を行う。また、外国人労働者が適切に働ける制度づくり、在外公館や国際機関(ILO)などの外国勤務、介護ロボットの開発といった先端技術と接する業務など、総合職技術系の活躍のフィールドは広がり続けている。

労働基準監督官は、あらゆる企業に立ち入り、賃金、労働時間、安全管理などに法令違反がないか確認し、必要な指導を行うこと(監督指導)が主な職務。工場や建設現場に立ち入ることも多く、工学、建築、土木、物理、化学等の専門性の高い知識に加え、労働災害の発生現場を調査して効果的な再発防止を指導するには筋道立った論理的な思考力も必要なことから、理系学生も積極的に採用している。

「理系の思考を活かし、よりよい国民生活を実現したい」「専門分野以外にも果敢に挑戦したい」そんな思いに共感する理系人材を厚生労働省は待っている。

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募集職種/部門
総合職技術系、労働基準監督官
仕事内容
国民全員が安心して一生を送れる社会を作ることが、厚生労働省の使命です。
総合職技術系と労働基準監督官に共通するフィールドは、「労働者の安全と健康の確保」。
働く現場で怪我をした方は、年間13万人を超え、そのうち命を落とした方は700人。工場や建設現場だけでなく、小売業や飲食店の店舗などを含めあらゆる現場で発生し、その原因や背景も多岐にわたります。直接的怪我だけでなく、メンタルヘルス不調や過重労働、化学物質による健康障害など必ずしも目に見えないもの、長時間労働や有害な物質・環境にさらされた結果発生する健康障害も問題になっています。その一方で、職場の安全を損なわない程度に、法令に基づく検査などを科学技術の進歩に合わせて合理的にしていくことも求められています。
これらの課題に対し、労働安全衛生行政では、様々な理系の知識を駆使して裏付けとなるデータを揃え、時代の変化に合わせた解決策を検討し、法令や制度の創設・改正、及びその執行に取り組んでいます。
労働基準監督官は、安全衛生の業務に加え、長時間労働の是正、過重労働による健康障害の防止も重要なミッションです。労働災害の調査を行ったり、違法な長時間労働などが認められた場合は是正指導を行います。
給与
いずれも令和6年4月現在(法令改正等により変動することがあります)

【1】総合職技術系
院卒者:月給 約278,000円
大卒程度:月給 約250,000円
※本府省業務調整手当、地域手当含む

【2】労働基準監督官
院卒者:月給 約251,000円
大卒程度:月給 約237,000円
※東京都23区内に勤務する場合(地域手当(勤務地により変動)含む)
諸手当
扶養手当、通勤手当、住居手当、超過勤務手当、単身赴任手当 など
賞与・昇給
賞与:期末手当、勤勉手当として1年間に俸給の月額等の4.5月分(6月、12月(令和6年4月現在))
昇給:年1回
勤務地
【1】総合職技術系:厚生労働省(東京都千代田区霞が関1-2-2)
【2】労働基準監督官:都道府県労働局又は労働基準監督署
就業時間
1日 7時間45分
※育児・介護などのための短時間勤務や早出遅出などの出勤制度もあります。
休日・休暇
休日:土曜日、日曜日、祝日、年末年始
休暇:年次有給休暇20日/年
特別休暇として、夏季休暇、結婚休暇、忌引休暇、産前産後休暇、男性職員の育児参加休暇、介護休暇など
福利厚生
公務員宿舎(独身宿舎、世帯宿舎)、診療所、健康診断、各種共済制度(医療給付や、出産に伴う手当金の給付、年金、宿泊施設など)
応募資格
【1】総合職技術系
国家公務員採用総合職試験に合格した方のうち、次の区分に該当する方(工学/数理科学・物理・地球科学/化学・生物・薬学/農業科学・水産/農業農村工学/森林・自然環境/デジタル)

【2】労働基準監督官
労働基準監督官採用試験(文系区分又は理系区分)に合格した方
雇用条件
正規職員 ※試用期間6カ月(待遇の変更なし)
こんな人に来てほしい
私たちは、働く人が安全で安心して仕事のできる環境をつくり、「行ってきます」と言って家を出て、「ただいま」と言って帰宅できる、そんな当たり前の日常を守る仕事をしています。
この思いに共感し「理系的な思考と知識を活かし、よりよい国民生活を実現したい」「仲間と手を携えて、専門分野以外のことにも果敢に挑戦したい」と思える方をお待ちしています。
(労働安全衛生の専門知識の有無は問いません)
募集人数
【1】総合職技術系:未定
【2】労働基準監督官:210名(令和6年予定数。うち理工系区分40名)
選考プロセス
【1】総合職技術系
応募資格欄の記載に該当する方を対象に官庁訪問(面接)を実施しています。

【2】労働基準監督官
労働基準監督官採用試験に合格した方を対象に、勤務を希望する都道府県の労働局で採用面接を実施しています。
お問い合わせ
【1】総合職技術系
厚生労働省労働基準局安全衛生部計画課
[電話]03-3593-6187 [E-mail]recruit_to_mhlw@mhlw.go.jp

【2】労働基準監督官
厚生労働省労働基準局総務課人事係
[電話]03-3595-3103 [E-mail]roukisaiyou@mhlw.go.jp
応募方法
【1】総合職技術系
下記[詳細を見る]ボタンより厚生労働省のウェブサイトをご確認の上、上記お問い合わせのメールアドレスまでご連絡ください。
官庁訪問期間以外では、個別説明会のお申し込みを受け付けておりますので、必要事項をご記入の上、お申し込みください。

【2】労働基準監督官
下記の厚生労働省ウェブサイトを参照ください。
https://www.mhlw.go.jp/general/saiyo/kantokukan.html