横河電機株式会社

リアルな実習テーマで社員同様の働き方を体験

計測・制御・情報の技術をベースとして、1915年の創業から社会の変化をいち早くとらえ、自らを変革しながら成長を遂げてきた横河電機。100年以上にわたり、エネルギー、産業用素材、医薬品や食品といった幅広 ...
計測・制御・情報の技術をベースとして、1915年の創業から社会の変化をいち早くとらえ、自らを変革しながら成長を遂げてきた横河電機。100年以上にわたり、エネルギー、産業用素材、医薬品や食品といった幅広い産業のクライアントに最先端の製品やソリューションを提供し、社会の発展に貢献してきた。

主力の制御事業を中心に、売上の約7割は海外での売上で、グローバルでのエンジニアリング・サービス体制によるソリューション体制を構築。従業員もグループ約17,000人のうち6割が海外の社員となっており、今後もグローバル事業を拡大していく。

「YOKOGAWAは計測と制御と情報により持続可能な社会の実現に貢献する。YOKOGAWA人は良き市民であり勇気をもった開拓者であれ」という企業理念を掲げ、お客様の生産性向上とビジネス変革を支援するソリューションの提供を通じて社会を支えている同社。「測る力とつなぐ力で、地球の未来に責任を果たす。」は自らの存在意義をYokogawa’s Purposeとして定め、「その力を今日の社会課題の解決に生かし、人と地球が共生する未来をかなえたい」という想いが込められている。

横河電機が今夏実施するインターンシップでは、同社のコンピタンスをベースに「どのように製品・サービスとして社会に貢献しているか」をインプットからアウトプットまでリアルに体験ができるプログラムとなっている。

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先輩インタビュー

中津友里

なかつ・ゆり

デジタルソリューション統括本部 システム事業部 事業センター 新事業開拓部 インキュベーション開発課

芝浦工業大学大学院 理工学研究科 システム理工学専攻 修了

測る力とつなぐ力で、地球の未来に責任を果たす──
新規事業創出に挑戦

就職先として横河電機を選んだ理由を教えてください
学生時代からBtoB事業に興味を持っていたため、就職活動でもBtoB事業の会社を幅広く検討していました。大学の先輩が横河電機で働いていたことをきっかけに当社の存在を知り、計測・制御・情報の技術をベースに幅広い産業を支える「縁の下の力持ち」的な会社である点に好感を持ちました。また、技術職でも東京都内で働ける立地や、充実した教育制度・福利厚生などにも魅力を感じて入社を決めました。
現在の仕事内容について教えてください
私が所属している新事業開拓部のミッションは新規事業の創出です。具体的には市場調査から始まり、ビジネスや製品の企画から開発、販売サポートまでのフェーズを一貫して担っているのが特徴です。現在は来年の市場投入に向けて洋上風力発電に関する商品開発を進めています。私は、この商品を横河電機の強みであるセンサと情報技術を組み合わせたソリューションとして提供するため、ユーザーインターフェースを中心とするフロントエンド開発を担当しています。
仕事のやりがいについて教えてください
洋上風力発電に関する商品開発が軌道に乗る以前は、海洋事業や宇宙事業に関するビジネス検討も行っていました。当時は、船舶のエンジン音の異常を検知する実証実験のために1週間ほど船上で仕事をするなど、デスクワークでは得られない貴重な経験を積めました。
このように新規ビジネスの市場調査フェーズでは、お客様と直接コミュニケーションを取りながらニーズを確認することが多く、お客様の現場をお借りして実証実験を行うことも珍しくありません。当然、お客様から好意的な反応をいただけたときや、良好な実証実験結果が得られた際には大きな達成感が得られます。
また、現在開発中の商品は、洋上風力発電にかかるメンテナンスコストを削減するソリューションとして期待されています。再生可能エネルギーの一つとして注目される洋上風力発電の普及推進をサポートできるなど、「測る力とつなぐ力で、地球の未来に責任を果たす。」という横河電機のパーパス実践につながる仕事に関わっていることにもやりがいを感じています。
会社の環境や雰囲気はいかがですか
私は基本的にテレワークをする日が多く、出社は週に2~3日ほどです。一方で同じセンターのメンバーの中には週5日出社している人もおり、一人ひとりの状況に合わせて柔軟に働ける環境が整っています。
また、時間や場所の制約を受けないeラーニングを主体とした「YOKOGAWA University」などの教育制度が整っているほか、語学やビジネス講座については、上司と相談の上、会社負担で社外の研修を利用できます。
理系の知識・素養が活かせるシーンについて教えてください
マーケティング系の職種でありながらも、特にお客様との実証においてプログラミングやデータ収集・解析などを担当する際には、「システム理工学専攻で学んでいて良かった」と感じることが多いです。横河電機は計測・制御・情報の会社なので学生時代に制御を学んでいた人の割合がやや多い印象ですが、機械、電気、化学、情報など、幅広い分野の理系出身者が活躍していますし、実際に様々な知識・素養を活かせるフィールドが広がっていると思います。
理系学生へのメッセージをお願いします
日々、新規事業創出にチャレンジしていると「変化を恐れないこと」が大切であると実感します。視野を広く持ち、失敗を恐れず新しいことにチャレンジできる人、部門や会社の枠を超えて様々な人と協力できる人に期待しています。
また、グローバルに事業を展開する横河電機では、様々な部門に外国人社員が多く在籍しているほか、海外のお客様や拠点とのコミュニケーションが発生するポジションも数多く存在します。私は入社後に英語の勉強を始めましたが、学生のうちに少しでも勉強しておくことをお勧めします。