AI開発の市場規模は拡大の一途をたどっている。しかし、AI開発プロセスにおいてカギとなる教師データを作成する工程“アノテーション”で膨大な作業工数が必要なため、AI活用推進においてボトルネックとなって ...

AI開発の市場規模は拡大の一途をたどっている。しかし、AI開発プロセスにおいてカギとなる教師データを作成する工程“アノテーション”で膨大な作業工数が必要なため、AI活用推進においてボトルネックとなっているケースが少なくないという。そのアノテーション領域にいち早く着目し、事業展開しているのがAIスタートアップ企業FastLabel株式会社だ。

同社は、AIデータプラットフォーム「FastLabel」の提供を通じて、AI開発プロセス全体をリプレイスする形で、データ収集から教師データ作成の自動化、MLOpsと呼ばれる機械学習システムを実用化するための基盤構築までを包括的に支援している。

AI、IoT、ロボット、ドローンといった最先端技術を駆使して既存産業のDXに挑戦しているナショナルクライアントとともに、10年先の当たり前を目指したプロジェクトに取り組んでいる同社。ソニーグループ、リコー、鹿島建設など日本を代表する企業を顧客に持ち、2022年にはシリーズA（スタートアップに対する投資ラウンドのひとつの段階）で、4.6億円の資金調達を実施。創業3年あまりで、売り上げは前年比4.75倍（2022年度）と急拡大を遂げている。

そんなFastLabel社のAI Labで、実務を経験できるインターン生を募集している。日本を代表する企業のAI開発の裏側に関わり、社会実装のリアルに触れられる経験は、今後エンジニアとしてのキャリアを作っていく上で有意義な機会となるはずだ。