シンプレクス株式会社

金融機関の収益業務を支えるITコンサル
テクノロジーを武器に世界市場に挑む

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外資系コンサル・外資系金融機関出身者が設立した戦略的ITコンサルティングファーム、シンプレクス。設立から20年以上にわたり一貫して「モノづくり」に対して強いこだわりを持ち、“戦略立案からシステム開発、運用保守”までの全工程を一気通貫で担当することで顧客の期待にコミットしてきた。ディーリングに代表される金融機関の戦略的収益業務(フロント業務)に特化し、メガバンク、総合証券、ネット証券、一部政府系金融機関などの「収益最大化」を目的に質の高いシステム提供をしている。

シンプレクスは2013年に「グローバルNo.1」へのチャレンジを明確に打ち出しており、劇的なブレークスルーを達成するべく上場廃止を前提としたMBO(マネジメント・バイアウト)を断行し、 “第二の創業期”がスタート。国内のみならず海外への展開も始まり、2017年2月にはニューヨークにシンプレクスグローバル社を設立。世界トップの外資系金融機関に対しビジネスを展開させていく挑戦がスタートした。難易度の高い領域で、世界で通用する専門性を身につけ、グローバルマーケットからも必要とされる存在になりたければ、最先端のIT技術と金融知識を兼ね備えた真のエキスパートを目指せる同社は最適なフィールドといえるだろう。

先輩インタビュー

片岡厚典

かたおか・あつのり

金融フロンティアディビジョン プロダクトデベロップメント

東京大学大学院 理学系研究科 物理学専攻 修了

理系人材の探求心が、金融 × IT領域の未来を拓く

金融 × IT領域を志望した理由を教えてください
大学院で宇宙空間を飛び交う放射線の研究をしていましたが、タイムスケールが大きく実験装置が大掛かりでした。例えば、M1当時のシミュレーション結果の有意性が分かるのは10年後でしたし、観測装置はチベット等の広大な土地に設置されていました。ダイナミックさが魅力な一方、仮説を検証するまでのリードタイムの長さや、観測データの不正確性に難しさを感じていました。金融 × IT領域は対照的に、タイムスケールが非常に小さく、仮説検証サイクルを短期間で回すことが求められます。また、計算結果の誤差や「違和感」に対して敏感です。これらの特徴が性に合っていますね。
現在の仕事内容について教えてください
金融商品のプライシングロジックを実装しています。例えば、不当に安い(高い)値段でモノを売買すると不利益を被るのと同様に、金融商品の価値を正しく算定することは、金融機関の収益確保の至上命題です。リーマンショック以前は「複雑な金融商品の価格推定」が主要テーマでしたが、「保有資産のリスク推定」が現在の主要テーマです。政治・経済の時代背景に合わせて金融問題は変化しますが、数学や物理の基礎力を活かして金融問題を解く行為そのものがやりがいです。
ほかにも理系のバックグラウンドを活かせていると感じることはありますか
「違和感の正体を検証するとき」に感じます。何かしらの計算を行った際、誤差は必ず発生します。大切なのは、どのパラメータが誤差の増減に大きく影響しているかを追求することです。実験系であっても理論系であっても、研究に携わっている人であれば基礎的に身に付いている頭の使い方だと思います。金融×IT領域は、「何か変」を突き詰める探究心が特に求められます。共感される方は是非検討してください。

先輩インタビュー

金融フロンティアディビジョン プロダクトデベロップメント

東京大学大学院 修了

理系人材の探求心が、金融 × IT領域の未来を拓く

現在の業務内容について教えてください
金融機関向けに、トレーダーが金融商品の取引を行うトレーディングシステムの画面「ユーザーインターフェース」を開発しています。トレーダーは秒単位で売買を行うため、必要な情報を適切な分量で、かつ分かりやすく表示することが求められます。私はトレーダー経験がないため、「トレーダーの感覚」を持っていない点に苦労しています。クライアントの業務を理解することはもちろん、トレーダーになったつもりで妄想し(仮説を立て)、積極的にフィードバックをもらうことを心がけています。幸いにも弊社には外資系金融機関のトレーダー出身者がいるため、疑似ユーザーから日々フィードバックをもらい製品づくりに活かせています。
研究活動は業務に活かされていますか
研究を通じて培った思考のフレームワークは大きく役立っています。例えば、「原因と結果」を常に意識することです。実験では、結果に影響を与える因子を絞り込みますが、これはITにおける「デバッグ」というプログラミングの不具合箇所を特定する際の考え方に似ています。また、研究発表では「できる限りシンプルに表現する」ことを求められていましたが、これはプログラミングにおける「データ構造の抽象化」という必要最低限の記述を追求する考え方と共通しています。
どのような人と一緒に働きたいですか
金融×IT領域は発展途上なマーケットなので、私たちの行動次第で大きく成長する余地があります。マーケットを一緒に作っていけるような、なにかしらの強い欲求を持っている人と働きたいですね。知的好奇心や探究心、自己成長意欲、金銭欲等々、人それぞれの形があって良いと思っています。重要なのはエネルギー量の大きさです。自ら進んで仕事を見つけていくことができる人とお会いしたいですね。

先輩インタビュー

秋山 日出海

あきやま・ひでみ

シンプレクス株式会社 金融フロンティアグループ D1

東北大学大学院 工学研究科 応用物理学専攻 修了

「IT×金融」の知見を最大限に活用し、
仮想通貨取引システムの未来を創る

シンプレクスへ入社を決めた理由を聞かせてください
数あるIT企業を検討する上で重視していたのは、「自分の手でモノを作る経験ができること」でした。当時、就活を進めていく中で、プログラミング経験なくしてマネジメントコンサルティングが務まるのだろうか、と直観的に疑問を抱いていたところ、シンプレクスの会社説明会では社長が自ら「手を動かすことの重要性」を説いていたことが印象的でした。多くのIT企業が上流工程と製造工程を分業化する中で、顧客の課題解決に対しソリューションを生み出すところまで一気通貫で手掛けている当社であれば、テクノロジースキルを身につけた上で、マネジメントやコンサルティングのキャリアを築けると思い入社を決めました。また、選考を通じて会う人の優秀さも決め手の一つでした。
入社後は、どのような仕事を任されましたか
これまではFX(外国為替証拠金取引)システムを担当していました。私はプログラミングスキルも金融知識もゼロの状態からスタートでしたが、入社1年目であってもプロとして扱われ、大きなミッションを(良い意味で)無茶振りされたことを今でも覚えています。チャレンジを推奨する風土はもちろん今も変わっておらず、早ければ入社2~3年目からプロジェクトを率いる立場を任せることもあります。
振り返ってみると、若手の頃に苦労した経験が成長の糧になっています。入社2~3年目のプロジェクトで、取引システムの運用をサポートしつつ機能追加・改修を行っている最中、大規模システム障害が発生しました。再発防止の一環としてシステム上の処理一つ一つの繋がりを精査する必要があり、全てのソースコードを紐解いて機能的な処理とその中で行われるデータベース上のデータに対する操作をマッピングしたCRUD図を作成したことがあります。頭がパンクしそうなほど大変でしたが、アプリケーションの全体像をとらえる経験を若いうちに積めたのはとても貴重でした。
現在の仕事内容を教えてください
当社として初の試みとなる仮想通貨取引システム導入プロジェクトのマネジャーを任されています。仮想通貨の隆盛期を逃さないために早期にサービス化を求めるニーズと、金融システムとしての信頼性・堅牢性の担保を求めるニーズの双方を満たす必要がある高難度のプロジェクトです。短納期であるが故の焦りから、システムの全体像を描ききらずにプロジェクトがスタートしてしまったことが問題視され始めたタイミングで、建て直しをミッションとしプロジェクトへの参加が決まりました。前述の通り、若手の頃にシステム全体を俯瞰する経験ができていたので、対応必須事項の洗い出しと納期までの作業計画を明らかにすることで、てこ入れを図れました。初期導入は無事に完了し、現在は新たな機能追加のプロジェクトが進行中です。
仮想通貨市場の現状と今後の展望を聞かせてください
仮想通貨は大きな社会問題に発展したいくつかの事例をきっかけに、最近では自主規制団体の設立や金融庁の監査強化など、“投機商品”から本格的な“資産”への転換期を迎えています。市場から「仮想通貨=資産」として価値を認められるためには、当局が求める監査基準をクリアし、かつ安心して取引できるITプラットフォームの構築が必須です。金融業務とテクノロジーに対する豊富な知見やノウハウを有するシンプレクスだからこそ、その一翼を担っていける自負もあります。実際に多くのお客さまからご相談をいただいているため、仮想通貨の未来をお客さまと共に創っていくという使命感がありますね。
シンプレクスはITと金融という変化の激しい分野で、常に新しいチャレンジをしています。近年は特にブロックチェーン技術をはじめとした先端テクノロジーの成長が著しく、当社でも若手主導のR&Dチームを発足させています。新しいことをしたい、成長したいという熱意溢れる人財の挑戦をお待ちしています。

先輩インタビュー

大和田 智美

おおわだ・ともみ

シンプレクス株式会社 金融フロンティアグループ D1

電気通信大学 情報理工学部 総合情報学科 卒

新しいことに果敢に挑戦し、夢を描ける
変化を柔軟に受け止められる懐の深い風土

これまでに最も成長を実感したプロジェクトについて教えてください
入社してから現在に至るまで、社内では比較的短期間のプロジェクトを経験しています。基本的には、コンサルティング~設計・開発、運用・保守まで一気通貫で行うものが多かったのですが、中でも入社2年目でリーダー(PL)を任されたプロジェクトが印象に残っています。それまでは上司や先輩との対話がメインでしたが、PLとなると自分がお客さまと直接対話する必要があります。要件定義や基本設計を進める過程で発生する一つひとつの発言の重さや、提出するドキュメント・成果物の品質といった点に、会社の看板を背負っている責任感の大きさを感じました。
このプロジェクトは、既に稼働しているサービスに新たな金融商品の取引機能を追加開発するという内容で、稼働中のサービスへの影響範囲を抜け漏れなく洗い出す工程は非常に苦労しました。トレーディングシステムが高難度と言われる理由の一つに、金融商品ごとに特性(取引時間帯や受発注形態、価格変動など)が異なる点が挙げられます。入社1年目の頃は、「技術的にどう実現するか」という点を中心に考えて仕事をしていましたが、PLの立場では金融商品ごとの理解を深めるのはもちろんのこと、お客さまのビジネス視点でリスクや実現可能性を検討する重要性を体感することができました。
現在の仕事について聞かせてください
個人投資家向けの外国為替証拠金取引(FX)システムを金融機関に導入するプロジェクトでリーダーを務めています。当社が保有している既存サービスを導入するのではなく、耐障害性に優れ高速取引を実現する新たなソリューションを開発・導入することがミッションです。これまでにないサービスを作り上げる楽しさがある反面、「実ビジネスで活用した際に当初期待していた性能が出るのか?」「予期せぬトラブルに見舞われないか?」など、不安が大きく難易度が高いことも事実です。そのため、要件定義や仕様確認、テスト計画に至るまで、可能な限り綿密に仕事を進めることを徹底しています。PLとしてお客さまのビジネス成功を目指しつつ、純粋なモノづくりの楽しさも実感しています。「より速く取引を約定させるためには?」「ダウンタイムを短縮するには?」、とことん技術を突き詰められる当社ならではの醍醐味だと思います。
シンプレクスで働く魅力、やりがいとは
優秀な社員が多く、気軽にコミュニケーションを取れることですね。直接プロジェクトで関わったことがない人に質問や相談をしても親身に答えてくれる人ばかりです。また、「新しいことをやってみたい」と望めば、チャレンジの機会を作ってくれる「挑戦を歓迎する風土」も魅力ですね。例えば私は、お客さまのシステム利用をサポートするプロジェクト間で情報共有の場を設けたいと考え、上司に相談した上で、プロジェクト間でのナレッジシェアの旗振り役を任せてもらっています。
今後、チャレンジしてみたいことは
比較的早い段階から、要件定義や設計といったお客さまに近い役割を任せてもらえたこともあり、今はもう一度原点に戻り、手を動かしてじっくりとテクノロジースキルに磨きをかけたいと考えています。というのも、お客さまに近い立場での仕事を経験したからこそ、改めて技術力を高める重要性を強く感じたからです。中身が分かっているからこそ本質的な課題解決を行うことができるのだと思います。
理系学生に向けてメッセージをお願いします
入社して改めて感じているのは、自分が望んで努力すれば多様なキャリアを自由に描けるということです。マネジメントやコンサルタントなどビジネス寄りの道もあれば、先端テクノロジーの活用余地を追求するチームもありますし、金融ビジネスを支えるITシステムを突き詰めることもできます。自分の強みや志向に合わせて挑戦するフィールドは数多く存在しています。ぜひチャレンジしてみてください。

先輩インタビュー

竜崎海斗

りゅうざき・かいと

シンプレクス株式会社 金融フロンティアグループ D1

中央大学 理工学部 情報学科 卒

若手主導で立ち上げたR&Dチームで、ブロックチェーンの最前線に挑む

現在のプロジェクトについて教えてください
仮想通貨取引プラットフォームの「ウォレット」機能開発を行っています。「ウォレット」とはその名の通り、仮想通貨を保管し入出金するための機能です。個人取引向けには各取引所にサービスが存在し、またWeb上やソフトウェアとしても幾つものサービスがリリースされています。しかし、事業者(法人)が利用するにはハッキング等のセキュリティリスクが高く、製品化が難しいのが実情です。現在は、ブロックチェーンの技術調査を行いながら、ラピッドプロトタイピングを繰り返して製品化を目指しています。
このプロジェクトでは、サーバーレスアーキテクチャやクラウドIDEの活用など、新しい技術トレンドを取り入れながら、コンパクトかつ運用負荷を軽減できる開発体制を実現しています。高難度の課題解決に最新技術を用いながら挑む経験を、社会人2年目で経験できているのはとても貴重だと感じています。
ブロックチェーンの研究開発チームを立ち上げたと聞きました
前述のプロジェクトを進める中で、最新技術の導入に対して個人単位ではなく組織単位で本腰を入れて取り組む必要性を感じていました。現代は、ブロックチェーンを始めテクノロジーの進歩が著しく、少し目を離すとすぐに置いて行かれる時代です。そこで、通常の社内プロジェクトとは別エンティティとして、入社2~3年目の有志メンバーで「ブロックチェーン研究開発チーム」を立ち上げました。技術の動向調査・研究(海外で交わされている情報も多数あります)を行ったり、イベントなどで社外に対して情報発信を行ったりすることで、技術トレンドに遅れを取らず実用化を図っていきたいと考えています。直近は、ブロックチェーンのシステム上で動くDApps(Decentralized Application:非中央集権の分散型アプリケーション)の開発がホットなテーマですね。大手出版社が主催するブロックチェーンの展示会に出展し、DAppsなどこれまで開発したデモを出す予定です。
具体的には、どのような研究を行っているのですか
ブロックチェーンには解決すべき様々な技術的課題があります。その1つが処理速度です。“ブロックチェーンにおけるトランザクションが詰まる”という表現をするのですが、実はビットコインは全世界で3取引/秒、イーサリアムも10取引/秒程度しか処理ができません。これは分散型ネットワークでサーバー管理者を必要としない、ダウンタイムがないという安全性・耐障害性とトレードオフになっていて、「スケーラビリティ問題」として今全世界で課題となっています。クレジットカード業者はおよそ6000取引/秒ですから、性能改善の必要があることが分かりますよね。この問題を解決する方法として様々な研究が進んでいますが、私たちが研究に取り組んでいるのは「サイドチェーン」という技術です。これはブロックチェーンのメインチェーンとは別に用途の限定されるサイドチェーンを作り、取引を高速化するというもので、実際に構築して動かして検証を行っています。他にも様々な研究が生まれてくるため、網羅的に勉強をしながら深く掘り下げ、実用化に繋げていきたいです。
R&Dとしてこれから挑戦していきたいことは
社内ではブロックチェーンの有識者として認知されるようになりましたが、今後は社外でも認められるよう、インプット・アウトプットにドライブをかけていきたいです。シンプレクスは、主張が通りやすい会社です。私は「今までにない新しい技術に取り組みたい」と入社以来言い続けた結果、2年目で実現できました。もちろん頑張って結果を出してこその権利主張だと思いますが、若いうちに色々なことに挑戦できる環境は貴重です。こういった話に興味を持てる方は、ぜひ一緒に働きたいです。