Q1.どんな仕事をされているのですか

入社して3年間は多角化事業(タイヤ以外の製品)の生産設備を検討する仕事をしていました。ラボで要素検討をして、工場で設備立ち上げを行います。製品の品質と原価低減の両立は難しいですが、原価という目に見える形で成果が表れる為、やりがいもあります。その後、1年間の産休育休を取得。復職にあたり、私の勤務地が夫の職場と遠く、育児が難しくなると考え、会社と相談のうえ今の部署に異動させてもらいました。現在はタイヤ実験部で、タイヤ開発に必要な試験の運用や効率的な試験方法の開発を行っています。

Q2.仕事のやりがいや印象に残っているエピソードを聞かせてください

私にとって一番近い顧客は試験を実施するタイヤ設計者の方々で、試験を実施することで喜んでもらえると嬉しいです。また、タイヤの物理現象は興味深く、様々な試験結果を確認することで、知的好奇心が満たされる毎日です。

Q3.女性が働く環境としてはいかがですか?

育児はもちろん、各々のプライベートを尊重する雰囲気があります。私が時短勤務をしていたときは、帰り際に「やっておくことはない?」と先輩が毎日声をかけてくれ、急な残務があっても定時で帰りやすかったです。現在はフルタイム勤務ですが、子供のお迎えの時間が近づくと、私より先に同じ部署の仲間が「お迎えの時間だよ!帰りなよ!」と気遣ってくれます。

各種制度も充実しており、子供が熱を出したときは時間年休を使用したり、テレワークに切り替えたりすることでフレキシブルに働けています。私は病児保育やベビーシッターを利用することも多いのですが、これらのサポート給付金制度もあります。また、息子は事業所内の保育園に通っているので、自家用車で一緒に通っています。育休復帰者はいつでも入園できるので、ありがたかったですね。

Q4.理系女子学生へのメッセージをお願いします!

「時間もお金も有限」ということです。当社の働き方や制度を整えてくれた先輩方のおかげで、私達の世代は多くのことを選択できる立場にあると感じています。ただ、あくまで選べるようになったとはいえ、選択肢の全てを得ることは不可能です。私が理想とする働く女性像は「仕事も子育てもキラキラ!」でした。しかし実際はうまくいかない事も多く、試行錯誤を重ねる毎日です。全部を完璧にこなそうとすると24時間じゃ足りないですし、家事を外注して時間を作ろうとしても、費用が高くて赤字になってしまいます。ですから、優先順位を決めて無理をしすぎず、自分の納得できる配分で折り合いをつけてください。

理系ナビCHECK

様々な価値観や個性を持つ人々が「働きやすく、活躍できる」職場環境の提供に取り組んでいるブリヂストングループ。出産・育児・介護休暇、時短勤務、テレワークといった基本的な制度はもちろん、事業所内保育施設の設立など一人ひとりの生活に寄り添いながら多様性ある働き方を可能にすることで、従業員の生産性を高め、エンゲージメントを向上することで、人的資源の最大化を目指しています。

その他にも、配偶者海外転勤休職制度、ウェルカム・バック制度(家庭事情退職者の復職)、自律型キャリア開発休職(修学希望の従業員は最大3年間)といった、ライフステージに応じた多様な働き方を実現できる多様な制度が充実しています。

これまでのキャリア
1年目 多角化事業(タイヤ以外の製品)の生産設備を検討する業務を担当。
4年目 1年間の産休育休を取得。
5年目~ タイヤ実験部に所属し、タイヤ開発に必要な試験の運用や効率的な試験方法の開発を行っている。
プライベート紹介

コロナ禍の前は、長期休暇を取得できたらよく旅行に行っていました。お出かけの際は、家族でお揃いの服を着て楽しんでいます。

  • 写真1

    休日と年休をあわせて長期休暇にできたときは、
    旅行へ行くことが多いです。これは2019年に
    家族でプーケットに行ったときの写真です。

  • 写真2

    お出掛けのときは、
    お揃いの服を着たりして楽しんでいます。