三井住友海上火災保険株式会社

自身の“専門性”や“好き・強み”を
損害保険会社の幅広いフィールドで活かして働く

世界屈指の保険・金融グループ「MS&ADインシュアランスグループホールディングス」の一員として、業界をリードする三井住友海上。国民生活の安定と経済の発展を支える社会インフラとして、世界中のリスクと対峙 ...
世界屈指の保険・金融グループ「MS&ADインシュアランスグループホールディングス」の一員として、業界をリードする三井住友海上。国民生活の安定と経済の発展を支える社会インフラとして、世界中のリスクと対峙し、人々や企業の挑戦を支えている。近年、保険事業を取り巻く社会環境は、少子高齢化やモビリティ産業の変革、気候変動など、急速かつ大きく変化しており、マーケットの変化やリスクの複雑化・巨大化、お客さまニーズの多様化が加速度的に進んでいる。三井住友海上はこのような環境変化に全社員が向き合い、デジタル技術やAIの活用、他社とのアライアンスなどを進めながら、社会課題の解決と新たなビジネス創造にチャレンジしている。

その三井住友海上が今冬2種類のイベントを開催予定だ。「スペシャリストインターンシップ」ではシステム・資産運用・データサイエンス・ビジネスイノベーションの各部門で働く社員との少人数懇談や職場体験を通し、スペシャリストのリアルな業務を体感できる。「アクチュアリーインターンシップ」では、商品開発部門、資産運用部門、リスク管理部門、経理部門、再保険部門、さらにはデータビジネス推進部門の実務に触れられる。同社が推進している様々な新しい取組を、高い専門性で支えている損保アクチュアリーの魅力を体感できるプログラムとなっている。これらのイベントを通じて、高い専門性を活かしながら仲間と共に成長し、「プロとして社会に貢献する」ことを考える機会としてほしい。

詳細を読む

先輩インタビュー

猿山友貴

さるやま・ともき

海上航空保険部 企画収益チーム ※取材当時(現在は海上航空保険部 貨物保険チーム 課長代理)

東京大学大学院 数理科学研究科 数理科学専攻 修了

数理的なバックグラウンドを活かして、経営の根幹を支えていく

仕事内容について教えてください
海上航空保険部にて、貨物保険全般における「営業予算」や「収支計画」の策定を担当しています。予算や収支は営業戦略の立案・推進や、安定した財務基盤維持に欠かせないものであり、経営の根幹を支える業務です。また近年多くの損害保険会社で推進されている「全社的リスクマネジメント(ERM)」の一翼も担っています。リスク管理部を中心に数理モデルを活用して全社的な収益の分析・予測を行うのですが、私は基礎データの提供と、リスク管理部の分析結果に対する確認とより精緻なモデル構築に向けた提案を行っています。
どのような仕事のやりがいがありますか
予算・収支計画も、ERM関連業務も、損害保険会社の経営の根幹に深く関わる仕事です。当社では若手の頃からこうした重要な役割を担うチャンスが多く、大きく成長することができます。また、アクチュアリーの仕事は数理的な分析をするだけで終わらないという点にも魅力を感じています。分析結果をもとに具体的な対策まで落とし込み、その意図や背景を営業や経営層などに対して論理的に分かりやすく説明することが必要です。理系の論理性が発揮できる場面ですね。
会社の魅力について聞かせてください
通常業務に加え、イノベーティブな取り組みに参加できることですね。当社はデジタル戦略の推進やデジタル人財育成に力を入れるべく、2018年にデジタル戦略部(現・ビジネスデザイン部)を新設しました。私は第一期生の一人として当社施策に携わる機会があり、その中でビッグデータやAIなどに代表される最新の技術・知見を学べました。現在は新しい分析手法の確立や、データ集計業務の効率化といった業務改善などに得た知識を還元すべく、日々模索を続けています。

先輩インタビュー

神村心香

かみむら・みか

自動車保険部 収益力強化チーム ※取材当時(現在はCXマーケティング戦略部 CXアドクリエーションチーム 課長代理)

上智大学 理工学部 物質生命理工学科 卒

損害保険ビジネスの多様な場面で活きる理系の素養

現在の仕事内容について教えてください
保険契約締結の際、例えば自動車保険であれば、お客さまのお車の使用実態や事故歴を確認するなど、リスク実態を把握したうえで、契約条件の設定や引受判断を行います。このアンダーライティングと呼ばれる業務における、活動の基幹となるシステムの企画・開発に私は携わっています。
具体的には、[1]営業部門や損害サポート部門の意見を取り入れた機能の企画・要件定義、[2]システム開発の実作業を担当するグループ会社への依頼、[3]リリース前の検証やリリース後の効果検証などを、一貫して担当しています。多くの社員や代理店の方々が利用している重要なシステムを、入社1年目から任せてもらっており、現在はメイン担当として後輩社員をリードしながら企画・開発を行っています。
この他にも、事故防止策の企画・立案(例えば『1DAY保険』契約者向けのコンテンツ作成)なども任せてもらっており、入社年次や経験に関係なく、上司や先輩社員の丁寧なフォローを受けながら、やりがいある大きな仕事にチャレンジできることは当社の魅力的な文化の一つだと思います。
理系の素養を活かせていますか
大学では量子力学を学んでいましたが、データ分析や傾向の把握など数理的な能力や論理的思考はもちろん、「目に見えないものを構造的に理解する力」は現在の仕事でも大いに役立っています。保険の業務もシステムも目に見えないものですが、さらなる業務効率化やコスト削減を実現するためには、全体構造の把握が欠かせません。理系で保険会社というとアクチュアリーのイメージがあるかもしれませんが、当社では様々なポジションで多くの理系出身者が活躍しており、理系の知的好奇心を満たせるフィールドが豊富にあると感じています。