1897年に電線製造からスタートした住友電気工業株式会社は120年以上にわたり成長を続ける日本を代表する非鉄金属メーカーだ。同社は現在、環境エネルギー、情報通信、自動車、エレクトロニクス、産業素材の5 ...

1897年に電線製造からスタートした住友電気工業株式会社は120年以上にわたり成長を続ける日本を代表する非鉄金属メーカーだ。同社は現在、環境エネルギー、情報通信、自動車、エレクトロニクス、産業素材の5分野で事業を展開し、社会基盤を支えている。売上は4兆円を超え、世界約40か国に400以上の拠点を構え、グローバルに事業を展開している。

住友電工は、光ファイバや高圧電力ケーブル、化合物半導体、人工ダイヤモンド、レドックスフロー電池、窒化ガリウム基板など、高い技術力を活かした多くの製品を有し、電力網・情報通信網・交通網といったインフラの構築から、日常生活に欠かせない自動車やスマートフォン、家電に至るまで、幅広い領域で社会に貢献している。

同社は「エネルギー」「情報通信」「モビリティ」を注力分野とし、これらを融合することでGX（グリーントランスフォーメーション）、DX（デジタルトランスフォーメーション）、CASE（コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化）といった社会変革にも対応。「安心」「快適」「グリーン」な社会を目指し、次世代の社会インフラや産業の発展に向けた取り組みを加速している。

その事業領域の幅広さから同社理系人材の出身専攻も多岐にわたる。機械、電気系はもとより、情報、材料、化学、物理など様々な専攻出身者が自身の専門性を活かして研究開発、生産技術、システム設計、コーポレート部門などで活躍している。世界を舞台にイノベーションを支えたいと考えている理系人材にとって格好のフィールドがあるといえるだろう。