ヴルカヌス・イン・ヨーロッパは、経済産業省の支援のもと一般財団法人日欧産業協力センターが実施しているEU加盟国における1年間の企業研修プログラムです。「ヴルカヌス（Vulcanus)」とはラテン語で「鍛冶屋の神」を意味しており、「鉄は熱いうちに打て」の格言通り、将来の日欧関係を担う次世代の理工系の人材育成に取り組んでいます。

本プログラムは1996年に開始し、2021年度までに453名の学生を欧州へ派遣しており、2023年4月～2024年3月下旬（1年間）も派遣を予定しています。参加者は、まず現地で約4か月の語学研修に参加して必要な語学力をトレーニングし、その後EU加盟国にある企業で7か月程度のインターンシップに参加します。（参加国によって期間は異なる場合あり）参加企業の業態は、自動車、産業用機器、材料、バイオ、ソフトウェア、建築など多岐にわたり、各分野で高度な専門性を有した欧州企業の専門技術に触れられる貴重な機会となっています。

「グローバルに活躍できる人材を目指したい」「欧州企業の高い技術力を肌で感じたい」という理系学生を歓迎します。関心をお持ちの方はぜひご参加ください。

【派遣先】
EU加盟国（2022年5月現在）アイルランド、イタリア、エストニア、オーストリア、オランダ、キプロス、ギリシャ、クロアチア、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、チェコ、デンマーク、ドイツ、ハンガリー、フィンランド、フランス、ブルガリア、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、マルタ、ラトビア、リトアニア、ルーマニア、ルクセンブルグ

【奨学金／返還不要】
・航空運賃などの費用として日本出発前に70万円を支給
・企業研修中は現地において原則として5,775ユーロを支給
・欧州セミナー受講料、語学研修中の授業料・ホームステイ代（又は寮費）