ロレアルグループ

化粧品業界世界No.1企業で
物流業務・製品開発の中核を担う

世界150カ国で主要36のグローバルブランドを展開する世界No.1の化粧品会社ロレアル。マス、ラグジュアリー、サロン、eコマース等、化粧品が展開するすべての販売経路に事業を展開し、マーケットのニーズに ...
世界150カ国で主要36のグローバルブランドを展開する世界No.1の化粧品会社ロレアル。マス、ラグジュアリー、サロン、eコマース等、化粧品が展開するすべての販売経路に事業を展開し、マーケットのニーズに応えると共に、市場を牽引しているリーディングカンパニーである。

同社の日本法人、日本ロレアルは国内に研究所を有し、同グループで、ラグジュアリー製品を生産する株式会社コスメロールと共に研究・製品開発・物流におけるアジアの最重要拠点としての機能を担っている。

同社の特徴は若手社員にも積極的に裁量権を与えている点だ。お客様に安定的に製品をお届けするという重要なミッションを担う「メーカーの大動脈」サプライチェーンを例に挙げると、早期から担当ブランドに関する製品の物流の責任を負う。無数のデータの中から傾向値を導き出し、未来の需給予測をはじき出す。その予測精度がブランドの経営状況を左右するといっても過言ではない。また、同社の研究所「リサーチ&イノベーションセンター(R&I)」では、多様な国籍・専門分野の理系出身者がそれぞれの強みを発揮しながら、新製品の開発に取り組んでいる。

さらに、全世界に向けてさまざまな製品を発信している同社では、グローバルなキャリア形成も可能だ。例えば、アジアの最重要生産拠点で生産管理・品質管理といった生産活動の中核を担うマニュファクチュアリング部門では、15カ国におよぶ多様な人材から構成されるインターナショナルな職場環境で、各国のスタッフとやり取りをしながら高品質の製品を追求している。将来的にはグローバル規模での幅広いキャリア開発を通じ、世界で活躍できる人材として成長できる環境があるのだ。

男子学生は「化粧品」と聞いて縁遠いと感じるかもしれないが、ダイナミックでスピード感溢れる事業内容に性別は関係ないと同社は考えている。また、同社では数理能力・論理的思考能力に優れた理系学生を歓迎しており、そのような素養を有した学生であれば学部・専攻は問わない。世界市場を舞台にし、さらなる成長を目指すグローバルメーカーは、真の国際人としての働き方を学べる格好のフィールドとなるだろう。

詳細を読む

先輩インタビュー

三橋正典

みつはし・まさのり

日本ロレアル株式会社 リテール & E-コマース サプライチェーンマネージャー

早稲田大学大学院 創造理工学研究科 経営システム工学専攻 修了

理系ならではの「本質への探究心」を、リアルなビジネスの現場で発揮する

日本ロレアルに入社を決めた理由を教えてください
就職活動で重視していたのは、自分との“フィット感”です。業界にこだわらず自分に合った企業を、説明会などの場で社員の方々となるべく多く会話を重ねて探していく中で、ロレアルに入社を決めました。その理由は、若いうちに責任ある仕事を任され、かつ一人ひとりにプロフェッショナル意識が根付いている組織であること。職種別採用であり、専門性を身に付けられること。そしてグローバルリーディングカンパニーならではのダイナミックさです。マーケティング・セールス・ファイナンスといった複数の関連部署のプロフェッショナルと協業し、自らも専門性を活かしてチャレンジしたいという意欲が湧きました。
サプライチェーンの仕事では、理系のバックグラウンドをどう活かせるのですか
サプライチェーン職のミッションは、顧客の求める商品を期日までに必要な個数、最高の品質でお届けすることです。それを目指して、製品の調達から在庫管理・受注・配送まで、モノの流れを一貫して担当します。一見、理系向けの仕事ではないと思われるかもしれませんが、日々の業務を通じて私は理系の学問で培ってきた研究のプロセスを活かすことができていると感じています。
モノの流れの中で数字や様々な情報を分析して顕在化していない課題を抽出し、改善に向けた解決方法を考案・実行し、その結果をフィードバックする。これは理系人材が得意とする仮説構築・実行・検証のプロセスそのものです。これを生きたビジネスの現場で実行し、市場の反応を見ることができるのですから、大きな手応えがありますね。物事の本質に向き合う探求心の強い理系人材に向いていると思います。
現在の仕事内容と、そのやりがいについて聞かせてください
デマンドプランナーとして、担当ブランド各製品の中長期的な需要予測とビジネスプランへの助言、国内・海外工場からの調達、そして在庫管理を行っています。需要予測をする上では過去の売上などの数字からマーケットの動向を分析していくのですが、数字だけではプランは完成しません。関連部署と協働し、正解がない中で「本質とは何か」を常に模索し、ディスカッションを重ねた上で最適なビジネスプランを構築します。予測とは異なる結果が出たとしても、フレキシブルにプランを変更してコミットする面白さがあります。
現在に至るまでも、ビジネスパートナーと直接関わるカスタマーケアを入社直後に経験、その後当時急成長の最中にあったブランドを担当、そして現在は社内で1、2を争うブランド規模の担当者といったように入社5年目にして多種多様かつ責任感のある業務にチャレンジできるのがロレアルという会社です。

先輩インタビュー

大原侑子

おおはら・ゆうこ

株式会社コスメロール マニュファクチャリング・サプライ・チェーン(MSC)部 マスタープランナー

九州大学大学院 システム生命科学府 システム生命科学専攻 修了

多様なプロフェッショナルと連携しながら、
ロレアルブランドのサービスレベル向上をはかる

なぜコスメロールに入社を決めたのですか
大学の専門分野にとらわれず新しいことにチャレンジしたい、多様な人々と一緒に働きたいという想いから、就職活動では理系の仕事にとらわれず、出版業界やメーカーの総合職など、幅広い可能性を探りました。その中でコスメロールに入社を決めた理由は3つあります。まず、様々なバックグラウンドや役割の人と協力しながら仕事ができること、そして職種が限定的ではなく個々の能力や希望に応じてキャリアが形成できること、さらに世界No.1の化粧品メーカーであるロレアルの生産拠点であることです。
これまでのキャリアと、現在の仕事について教えてください
入社後は、工場の安全・環境・衛生面を広く管理するETNEHS部に配属となり、安全関係や水道使用量のモニタ、廃棄物の管理などを担当しました。それから、入社3年目にマニュファクチャリング・サプライ・チェーン(MSC)部へ異動となりました。
MSC部は世界中の販売予定数量にもとづいた生産計画を策定し、必要な原料・容器包装資材を調達し、工場から製品がタイムリーに出荷できるよう調整する部門です。そこで私は、月次12カ月生産計画を策定するマスタープランナーの仕事をしています。具体的には、アジアゾーンにおける最新の需要予測と在庫状況をもとに、生産や製造のキャパシティ、人的リソース、資材や原料の調達などに留意しながら、各月を起点とした12カ月のベストな生産プランを立案します。
化粧品のトレンドはスピーディーに推移しています。また、生産体制や原料調達の状況など、工場のコンディションも刻一刻と変化しています。その中でマスタープランナーは、ロレアルのアジア各国チーム、コスメロールの生産部、品質部など、多様な部門と連携して変化に柔軟かつ迅速に対応し、顧客に提供するサービスレベルを向上させるという、重要な役割を担っています。
どのような時に仕事のやりがいを感じますか
ロレアルグループならではの、スケールの大きさと柔軟性を体感できるところです。ある時、急に桁違いに需要が伸びた製品があり、市場欠品を回避するために即座に手を打つ必要が生じました。しかし、その製品には調達に時間を要する資材が使われており、直近の生産プランの変更が容易ではありませんでした。私たちは資材の最短調達を進めると同時に、アジアの拠点に何がボトルネックになっているかなど、最新の状況に関して密に連絡を取り合いました。その結果、グローバルを巻き込んだアジアの購買チームの大きなサポートもあり、調達のリードタイムを短期間で2ヶ月も短縮できたのです。また、社内に対しても生産部や品質部に、この製品の重要度の高さや具体的な出荷ターゲットを伝え、原料や資材が入ってきたらすぐに生産できるよう調整を行いました。顧客のニーズに対してグループ全体で応えようとするロレアルグループの姿勢を実感したと共に、多様なプロフェッショナルとコミュニケーションを取りながらベストな方法を探るマスタープランナーの仕事の醍醐味、そして若いうちにこうした貴重な経験ができるコスメロールの風土を実感できました。
理系の素養や大学で身に着けたことが、どのような場面で活かせますか
マスタープランナーには、社内外から様々な情報や要望が寄せられます。そこから状況を整理し、優先順位をつけて意思決定を行い、関係者に分かりやすく伝えることが必要です。それはまさに、理系学生として論文や実験データなど複数のデータや情報を客観的に捉え、課題を抽出し、仮説を構築・検証するプロセスと共通しています。これからも、周囲から刺激を受けながら、意思決定を行う力を研ぎ澄ましていきたいです。

先輩インタビュー

渡辺 翔

わたなべ・しょう

日本ロレアル株式会社 リサーチ&イノベーションセンター スキンケア開発研究所 クレンザードメイン(応用研究所)

京都大学大学院 薬学研究科 薬品機能解析学専攻 修了

国籍や専門性など多彩な人材とのシナジーを楽しみながら、
自分の手掛けた製品を世界に送り出す

ロレアルに入社を決めた理由を教えてください
ひとつは、仕事の成果が見えやすいことです。ロレアルはフランスが本社ですが、日本に研究拠点があり、ゼロからアイデアや製品を開発して世界に発信できるため、世の中に与える影響が大きいと考えました。次に、ロレアルには様々なバックグラウンドのエキスパートが働いていることです。そうした多様性のある環境で、自分が培ってきた物理化学の経験や知識を存分に発揮できると考えました。また、多様なエキスパートたちが積極的にコミュニケーションをはかりながら、楽しそうに働いている点も魅力に感じて入社を決めました。
これまで、どのような仕事をしてきましたか
2014年に入社して最初に配属されたのは、有効成分や処方など基礎的な研究を行う応用研究部門と、マーケティングと連携して最終製品をつくる開発部門をつなぐ、「プレ開発」という部署でした。そこで、スキンケア製品と洗顔料やメーク落としなどのクレンザーを担当し、中国、アメリカ、フランスのチームと協力しながら開発を行いました。続いて、2016年に開発の部署に異動。そこでは、各ブランドのマーケティングと連携を取りながら、主にクレンザーの最終製品を開発しました。
そして2020年、応用研究所に配属となり、現在はクレンザーの処方開発とグローバルに応用できる骨格処方の開発と提案を行っています。より堅牢で、安定した製品のベースとなる処方をつくることが、私のミッションです。
印象に残っている仕事のエピソードを教えてください
開発チーム時代、当社のブランド「シュウ ウエムラ」の代表的な製品であるクレンジングオイルの新シリーズを担当しました。通常、開発チームの仕事は既存のベース処方を応用した製品の開発を行いますが、私の手掛けたその製品は全く新しいもので、今までに採用していない原料や新しい処方技術を採用し、ゼロから自分で開発しました。
入社3年目でのプロジェクトオーナー、しかもゼロからの開発ということで、苦労はたくさんありました。大きな壁だったのが、処方の安定化や製品のパフォーマンスです。そこで私は、1人で抱え込まず周囲の様々なエキスパートに相談することにしました。ロレアルには、自分から求めれば親身に助けてくれる人がたくさんいます。そうしたオープンな姿勢でいることで流れが良くなり、最終的には今までの製品にないパフォーマンス(乳化速度、肌の質感向上など)を得られたのです。
また、いくら良い製品を開発しても、その魅力をマーケティングに的確に伝えられなければ、うまく市場に売り出せません。マーケティングには理系のバックグラウンドがない人も多いですから、伝え方に工夫が必要です。そこで、図表や動画などを用いて製品の特長をプレゼンテーションし、自分の処方のファンになってもらえるようなコミュニケーションを意識しました。
そうやって開発した製品が世に出て、雑誌やレビューサイトで話題になったり、世界中の友人から「買ったよ」と声を掛けてもらったりすると、大きな手応えを感じます。
ロレアルの強みは、どういうところだと思いますか
一言で表現すると、多様性です。日本のR&Iセンターでも3割の所員が外国籍ですし、学問のバックグラウンドも化学系だけではなく物理や生物など様々です。多彩な専門性からシナジー効果が生まれるイノベーティブな環境を魅力に感じています。
「帰国子女じゃないといけないのか」と身構えてしまうかもしれませんが、私自身も日本で育ちましたし、英語も入社後に身に付けました。また、ランチの時間を利用してフランス人の同僚と語学の交換レクチャーをしたり、それぞれの国の郷土料理の料理会をしたり、お互いの国の友人を集めて飲み会をしたりと、楽しいイベントもたくさんあります。多様性から刺激を受けたい人、ダイナミックな環境で働きたいという人は、きっと充実したキャリアを築けると思います。