全日本空輸株式会社

ANAのエンジニアになる。
それは広大な技術の世界に飛び込むことを意味する

1952年の創業以来、純民間の航空会社として努力と挑戦を続けてきたANA(全日本空輸株式会社)。いまや国際線を含めた年間総輸送旅客数は5,200万人を突破し、日本はもとより、アジアを代表する世界トップ ...
1952年の創業以来、純民間の航空会社として努力と挑戦を続けてきたANA(全日本空輸株式会社)。いまや国際線を含めた年間総輸送旅客数は5,200万人を突破し、日本はもとより、アジアを代表する世界トップクラスのエアライングループに成長を遂げている。変化を続けるグローバルマーケットで存在感をさらに高め、真のグローバルエアラインを目指すべく、ANAのさらなる努力と挑戦は続く。

そのANAにおいて、航空機整備業務の全般を担っているエアラインエンジニアがグローバルスタッフ職(技術)だ。同職のミッションは、最先端テクノロジーの結晶である航空機を知りつくし、蓄積してきた世界トップレベルの航空機整備・管理能力を駆使して航空機を完全にオペレーションすることで、お客様に「安心」を約束すること。その活躍フィールドは、品質保証、生産計画、部品計画、教育訓練、総務企画、整備現業など多岐にわたる。“整備”に関わる業務だけでなく、航空機の新機種開発でメーカーと協業するケースもあり、ボーイング787型機の世界初導入では開発段階からANAのエンジニアが参画している。さらに、「整備全体の仕組み作り」や「整備事業の企画や整備計画」といった中長期的な視点に立ったミッションもあるという。ANAのエアラインエンジニアは技術者だけでなく、ビジネスパーソンとしての視点も有することで、同社のグローバルビジネスを支えていくことが期待されているのだ。

詳細を読む

先輩インタビュー

勝原 健

かつはら・たけし

整備センター e.TPSイノベーション推進室 Maintech推進チーム

大阪大学 基礎工学部 卒

現場で培った技術・経験を起点に、
幅広いキャリアを描けるフィールドがある

就職先としてANAを選んだ理由を教えてください
小学生の頃、伊丹空港のANA整備工場を見学する機会があり、巨大な飛行機を間近で見て衝撃を受けたことが航空業界に興味を持ったきっかけです。就職活動の際は航空業界以外の企業もリサーチしたのですが、グループ会社を含めた事業領域の広さに魅力を感じ、次第に航空業界に絞って活動を進めるようになりました。航空業界の中でもANAを選んだ理由は、会社見学の際にすれ違う社員の方々が学生の私に挨拶をしてくれるなど、選考全般を通じて人間的な温かさのある社風を感じられたことが大きいですね。
現在の仕事について教えてください
現在は整備業務の改革を目的とした企画・検討業務を担当しています。その中で私が所属するMaintech推進チームではAR、VR、AIといった新技術を活用して整備現場の働き方を変えていくことをミッションとしており、他業界の新しい技術や働き方をリサーチする機会も多いです。ANAの整備部門は現場経験を重視した育成を行っており、私自身も入社から約7年は整備現場でキャリアを積んでいたので、現在でも整備現場の働き方を正確にイメージできます。そうした経験があるからこそ、自らリサーチした知識やアイデアと整備現場の課題を結びつけて考えることができますし、課題解決のアイデアが生まれた際には大きなやりがいを感じられます。
これまでのキャリアの中で印象に残っている仕事について教えてください
入社8年目に異動した機体計画部では、飛行機のダイヤ調整を担当していました。本社のネットワーク部を中心に、整備・乗員・客室・空港・営業といった各部門の担当者が一堂に会して複雑なダイヤを作成する業務では、チームで飛行機を飛ばしている実感とやりがいが得られました。入社前から希望していた仕事でもあったので、今でも強く印象に残っています。
貴社の特徴的な文化、職場としての魅力について教えてください
他社と比べて現場部門とスタッフ部門の距離が近いという特徴は、ANAの品質を支える重要な要素の一つとなっています。また、2機のヘリコプターから事業をスタートしたという背景もあり、「挑戦」を奨励・歓迎する文化が根付いています。例えばANAには、業務に関係なく社員の様々なアイデアの実現をサポートする「バーチャルハリウッド」と呼ばれる制度があり、私もこの制度から生まれたANAアバタープロジェクトを担当しています。産学官連携で多様なプロジェクトが進行中ですが、一例を挙げるとヘッドマウントディスプレイやハプティクスグローブを使って遠隔地にあるロボットを操作することで、地上にいながら宇宙ステーションで作業をする等のユースケース検討をJAXAと進めています。エアラインのビジネスとは無関係のように感じられますが、「人と人をつなぐ」という意味では、飛行機を飛ばすこととANAアバタープロジェクトは近い関係にあると感じますし、このような幅広い業務に携われること自体がANAで働く大きな魅力であると考えています。
貴社に関心を持つ理系学生へのメッセージをお願いします
高度な理系の専門知識は必要ありませんが、航空機整備で必要となる一等航空整備士や航空無線通信士といった資格取得の際に理系で培った知識が非常に役立ちました。また、私たちは人と人をつなげる手段を飛行機という形で提供しています。整備業務以外にも、航空機メーカーと共同で飛行機の仕様設計を行う業務、複雑な運航ダイヤを調整する業務など、飛行機の品質を担保し、お客様に安心してご利用いただくことを目的とした多様な業務の中で理系の方が活躍できるフィールドが多岐に広がっています。また、最新技術の塊である飛行機に直に触れるだけでなく、その飛行機を「いかに魅力的なモノにするか」という視点で仕事ができることも航空業界で働く面白さの一つだと思います。