株式会社資生堂

ビューティーイノベーションでよりよい世界を

日本初の洋風調剤薬局として1872年に東京・銀座で創業した「資生堂」。社名の由来ともなっている、「新たな価値の発見と創造をめざす」という創業の想いは140年以上の歴史の中で脈々と受け継がれ、独自の企業 ...
日本初の洋風調剤薬局として1872年に東京・銀座で創業した「資生堂」。社名の由来ともなっている、「新たな価値の発見と創造をめざす」という創業の想いは140年以上の歴史の中で脈々と受け継がれ、独自の企業風土を築き上げてきた。いまや同社の事業フィールドは国内だけにとどまらず、120の国と地域でビジネスを展開。グループ全体の売上高は1兆948億円、海外売上比率は50%を超えており、化粧品メーカーとして日本、アジア第1位(※)の規模に成長を遂げている。資生堂製品の展開領域も幅広く、化粧品をはじめとして美容食品、医薬品等の提供を通じて世界中のお客様へ新しい美と豊かさを届けている。

その資生堂の競争力の源は、高機能・高品質・安全性を誇る製品を創出し続けている業界屈指の“モノづくり”の力だ。そのモノづくりを支えているのは、基礎研究、製品開発、品質・安全性保障を手掛ける「研究・技術スタッフ」、そして、量産化計画の策定、製造、品質検査までを一貫して担い、モノづくりの基盤となる「サプライチェーン」だ。世界に通用するモノづくりに関わり、「美しさを通じて人々を幸せにする」。そんな働き方に魅力を感じる理系学生にとって、資生堂は格好のフィールドといえるだろう。

※WWD『BEAUTY INC』ANNUAL RANKING(2018年4月発行)

詳細を読む

先輩インタビュー

藤森 龍太郎

ふじもり・りゅうたろう

株式会社資生堂 大阪工場

大阪府立大学大学院 工学研究科 物質化学系専攻 修了

多様なプロフェッショナルと連携を取り、量産化への最適解を探る

資生堂に入社を決めた理由を教えてください
人々の生活に密着した企業で働きたいと考え、食品メーカーや化粧品メーカーを中心に志望していました。その中で自分に合った仕事や会社を見つけるために、様々な企業のインターンに参加しましたが、資生堂で働く人々からは「品質の高さに対する自信」と、「美しさを支える誇り」を強く感じました。私もこんな風にプライドを持って仕事をしたいと思い、入社を決意しました。
また資生堂では職域別採用を行っており、私はサプライチェーンを選択しました。サプライチェーンは、商品を高品質・適切な量とタイミングで提供するために、生産計画や量産化などの役割を担っています。研究所がどれだけ素晴らしい商品を生んでも、それが適切な形で量産されお客さまの手に渡らなければ、事業として成り立ちません。商品を生み出す研究所の仕事も魅力的ですが、私はそれを最高の状態で世に送り出すサプライチェーンの仕事に面白さを感じました。
現在の仕事内容と、そのやりがいについて聞かせてください
スキンケア製品やファンデーションの「量産化検討」を担当しています。研究所で生まれた商品を安定的に量産化するために、どのような製造工程や設備で生産するのが最適か、検討していく仕事です。ここで構築した生産工程が、商品の品質を左右するため、責任は重大です。本格的な製造工程に入った後で、品質が満たされなかったり、納期に間に合わなかったりしては、お客さまにご迷惑をかけてしまいます。そのため、検討段階で温度や時間など細かいところにも気を配り、トライアンドエラーを繰り返しながら緻密に組み立てていくことが必要です。プレッシャーはありますが、思い通りにできた時の手応えは大きいですね。私が担当している商品はこれから発売されるのですが、お客さまの反応が今から楽しみで仕方ありません。
また、定められた納期・品質での量産化を実現するためには、工場内、本社のマーケッター、研究所、外部協力会社様など、社内外の様々な相手と協力体制を築くことが不可欠です。そうした様々なプロフェッショナルたちとコミュニケーションを取っていくことも面白いですね。
会社の風土はどうですか
歴史のある大企業のため堅いイメージがあったのですが、実際はフランクで気さくな人が多く驚きました。年齢や社歴を気にせず発言できる風土ですし、しっかりと耳を傾けてもらえます。上司からは「口に出さないと考えは伝わらない。間違っていてもいいから、思ったことは全部言ってほしい」と言われています。また、外から見ると女性が多いイメージですが、私の部門は男女が半々くらいです。男性も「世の中の美を支えている」という誇りを高く持つ人ばかりですね。
今後挑戦してみたいことはありますか
入社後、多くの外国人観光客の方々に国内店舗まで足を運んでいただいている様子を見て、将来は海外に関わる仕事をしたいと思うようになりました。資生堂の「Made in Japan」の品質は世界中の方々に高く評価をいただいています。そこで国内工場の技術を海外工場に伝え、グローバル全体での技術発展に貢献していきたいと考えたのです。「Made in Japan」だけではなく、「Made by SHISEIDO」を世界中の人に評価していただけることを目標に、私自身も成長を続けていきたいです。
理系学生にメッセージをお願いします
理系学生はどうしても研究テーマに縛られがちですが、「何を専攻していたか」ではなく、「これから何をしたいか」にこだわってほしいですね。やりたいことが見えていないのなら、インターンに行くなどして色々な企業や人に触れることも1つの方法です。「自分はこういう仕事をしたいから」と熱意を持って志望理由を伝えられる企業を、ぜひ見つけてください。