株式会社ゆうちょ銀行

運用資産207.7兆円
本邦最大級の機関投資家

全国233の直営店と約24,000の郵便局ネットワークを有するゆうちょ銀行の貯金残高は、日本最大級の179.8兆円である。それは多くのお客さまから寄せられた信頼の証であり、当行の社会的な“インフラ”と ...
全国233の直営店と約24,000の郵便局ネットワークを有するゆうちょ銀行の貯金残高は、日本最大級の179.8兆円である。それは多くのお客さまから寄せられた信頼の証であり、当行の社会的な“インフラ”としての存在感を示しているといえるだろう。運用部門においても同社は207.7兆円の運用資産を有する「本邦最大級の機関投資家」としての役割を担い、資本の有効活用による国際分散投資の推進、リスク性資産への投資拡大、デリバティブ取引等の活用によって、安定的な収益の確保を目指している。

そして、運用態勢の強化に向け、同社は専門性を持つ外部人材の採用や将来を見越した内部人材の育成についても積極的に実施している。このような環境が整っているゆうちょ銀行において、理系の人材が特に活躍する部門としては、運用に関わる市場部門、リスク管理部門のほか、システム部門などが挙げられる。専門性だけでなく、論理的思考力、分析力、課題解決力といった理系の素養を活かせる場面も数多くあるため、「専攻にとらわれずにビジネスで自身の可能性をさらに広げたい」という理系人材の挑戦を同社は待っている。

また、同社の総合職における男女比は約6:4で、女性の理系出身者も多数活躍中だ。さらに、市場部門においては30歳以下の社員が30%以上を占めるなど、ゆうちょ銀行には年齢や性別にかかわらず意欲ある社員が活躍できる土壌があるといえるだろう。

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先輩インタビュー

枝 和成

えだ・かずなり

市場部門 市場統括部 総合クオンツ室

東京大学大学院 理学系研究科 物理学専攻 博士後期課程 修了

世界有数の運用資産残高、200兆円以上。
数理的な素養を武器に業務の中核を担う。

仕事内容について教えてください
私は初期配属が運用部門となる応募方法で入社し、現在、投資戦略の分析や数理的なサポートを行う総合クオンツ室に所属しています。現在の主な業務はフロントリスク管理で、市場取引を行うフロント部門向けに、保有するポジションのリスク計測やリスクレポートの配信をしています。測定した感応度に異常値が生じた際の原因究明や、新商品運用開始時の他部署との調整も業務の一つです。また、新たに始まるクオンツ運用プロジェクトの一員として、PythonやC#といったプログラミング言語を活用し、国債データの収集や主成分分析等を用いたイールドカーブの精緻分析を担当しています。
どんな時に仕事のやりがいを感じますか
ゆうちょ銀行の運用資産は全体で200兆円以上。そのうちクオンツ室でリスク計測対象とする資産は100兆円を大きく超える規模です。マーケットに与えるインパクトの大きさと、その運用を支える責任の重さを日々実感しています。証券会社などからの注目度も高く情報も集まりやすいですね。また、入社前はクオンツは独り黙々と行う仕事だと思っていましたが、実際にはフロント部門や証券会社をはじめ、様々な人とコミュニケーションを図りながら行う仕事です。閉鎖的な世界に閉じこもらず、自らの数理的な強みを、刻々と動く金融マーケットで発揮できる手応えを感じています。
ゆうちょ銀行のクオンツの特徴は
ゆうちょ銀行全体に言えますが、クオンツ室の若手も重要な業務を任せられます。私も入社1年目の秋に、スワップションというオプション取引を行うためのプライシングツールの開発を担当しました。また、200兆円に及ぶ運用資産の株、債券、オルタナティブ資産への最適配分比率を決定するアセットアロケーションも、クオンツ室が行っています。ダイナミックな業務に早くから関われるのは、大きな魅力ですね。

先輩インタビュー

渡辺奈保

わたなべ・なほ

リスク管理部門 リスク管理統括部 主任

東京理科大学 理学部 数学科 卒

世界有数の運用資産残高、200兆円以上。
数理的な素養を武器に業務の中核を担う。

仕事内容とやりがいを教えてください
私は2年間店舗での営業等の業務に従事した後、現在、リスク管理部門で統合ストレステストという業務を担当しています。統合ストレステストとは、リーマンショックのようなマクロ経済環境の悪化を想定したストレスシナリオに基づき、経営に与える影響を確認するリスク管理手法です。具体的には、市場暴落や国際情勢の悪化などのストレス事象に対して、統計学的・経済学的な分析によりGDP・金利・株価・為替などがどのように変動するのか、といったシナリオを作成し、投資計画を踏まえた将来のポートフォリオに対する損益・自己資本比率などへの影響を試算しています。この業務を入社4年目からメインで担当していますが、ゆうちょ銀行の経営に密接に関わる業務を若いうちから任されていることは、大きなやりがいです。
ゆうちょ銀行で働く魅力とは
主な収益源が法人向け融資となる一般的な銀行と異なり、ゆうちょ銀行は資産運用が主体となります。以前は日本国債を中心とした運用でしたが、現在は国際分散投資やオルタナティブ投資といった運用の高度化・多様化を推進しており、運用やリスク管理など収益に直結する業務や経営の中核となる業務において、理系人材のさらなる活躍が期待されています。元国営で堅いイメージを持たれるかもしれませんが、変革に対する意識は強いと感じています。また、「仕事が一方的に上から降ってくる」といったこともなく、様々な現場で若手が主体的に仕事を組み立て、改善・提言できる風土があります。
女性が働く環境はいかがでしょうか
女性活躍推進法の成立以前から、女性がライフステージの変化を迎えても能力を発揮して働き続けられる環境だと感じています。産休・育休から復帰後、役職に就いている先輩も多いです。