森北出版株式会社

広大な「知」の世界に、人生を通して向き合う仕事。

「科学技術の発展に貢献したい」という想いを抱き、理工学系専門書の出版を手掛けている森北出版。1940年の創業以来、理解しやすく、実践的で、体系化された情報を、次世代の科学の担い手に提供し続けてきた。発 ...
「科学技術の発展に貢献したい」という想いを抱き、理工学系専門書の出版を手掛けている森北出版。1940年の創業以来、理解しやすく、実践的で、体系化された情報を、次世代の科学の担い手に提供し続けてきた。発行している専門書の領域は、機械工学、電気・電子工学、情報工学、土木工学、建築学、数学、物理学、化学など多岐にわたる。特に工学系では高いシェアを誇り、多くの学生が同社の書籍を手にしているはずだ。その森北出版が新卒採用を行うのは、同社発行の書籍を生み出す編集者。理系として培ってきた様々な領域の専門知識と、専門書を読み込んだ読者視点を活かして、書籍の編集に貢献してほしいと同社は考えている。

森北出版の特長は、経験の長さに関係なく、若手社員も主力商品の編集に携わっているという点。入社年次に関係なく、魅力的な企画であれば、速やかに発行につなげることが可能だ。 個人の裁量が大きい風土は、自分の手で何かを形にしたいと考える方にとって絶好の環境といえるだろう。科学者やエンジニアの知の礎となる書籍をあなたの手で生み出し、科学技術の発展に貢献する。そんな仕事を手掛けてみたいという理系学生のエントリーを森北出版は待っている。

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先輩インタビュー

宮地 亮介

みやぢ・りょうすけ

森北出版株式会社 第1出版部

大阪大学大学院 情報科学研究科 修了

理系出身の編集者が紡ぐ「あったらいいな」に応える書籍

森北出版を選んだ理由について教えてください
最初はメーカーやコンサルティング会社から内定をいただきましたが、何か違和感があり、内定を辞退しました。そのとき改めて「小さな頃から好きだった本の世界で仕事がしたい」という自分の志向に気づき、出版社を中心に志望企業を絞りました。森北出版は就活サイトでエントリーした多くの出版社の中の一社でしたが、理系学生向けの専門書や教科書を扱っており、理系のバックグラウンドを活かせるということで興味を持ちました。
どんな仕事をされているのですか
書籍の企画・編集に携わっています。基本的には企画と編集を一貫して担当しているのですが、いずれかのみを担当するケースもあります。企画は読者のニーズを具現化するというマーケティング的な側面もあり、「クリエイティブで難しそう」というイメージもあると思いますが、簡単に言えば「あったらいいな」というものを形にする仕事です。理系学生として読者だった頃の経験も活かせるので意外と楽しくできるものです。また企画を家を建てる際の土台・骨組み作りに例えれば、編集はその基礎の上に、実際の家を建てていくようなイメージです。カバーの装丁、各ページのデザインや原稿整理なども含め、本の細かい部分をチューニングしていく工程になります。
仕事のやりがいについて教えてください
書籍で採り上げる学問に関して最も深い知識を持っているのは著者である先生ですが、著者の書いたことをそのまま本にしても読者に伝わりにくい場合もあります。私たちは編集者として「ここはもう少し詳しく書きましょう。」などといった形でコミュニケーションを図るのですが、ときにはこちらの意図が上手く伝わらず、考えていたものと異なるアウトプットになってしまうこともあります。逆に著者と上手く意思疎通ができれば想定以上の書籍ができ、それが多くの読者に受け入れられればやりがいにつながります。一筋縄ではいかない部分もありますが、この仕事の大きな醍醐味といえます。
会社の環境や雰囲気はいかがですか
大学の研究室のような雰囲気ですね。私たちが扱っているのは学問という幅広い世界なので、自分の知識だけでは上手く仕事が進まないこともあります。分からないことがあれば気軽に周囲の先輩たちに相談できますし、議論を深めることもできます。正解がないことを突き詰めていく仕事でもあるので、オープンに議論ができる環境は非常に大切であると考えています。また、社長が工学博士であることも当社の大きな特徴です。編集者も理系出身者が多く、読者も理系の方がメインなので、会社のトップと理系の共通言語でコミュニケーションを図れることには大きな意味があると思います。
どんな方が貴社の仕事に向いているのでしょうか
当社は理系学生向けの教科書やエンジニア向けの専門書を作っているので、理系出身者であれば読者としての経験をダイレクトに活かせます。専門知識はもちろん、「研究や実験で苦労した」「専門書を読んでも分かりにくく、疑問が残った」といったように、試行錯誤しながら学問に取り組んだ経験自体が大きな強みになりますし、新しい本を企画する際のアイデアにつなげていくこともできると思います。
就職活動をしている理系学生へのメッセージをお願いします
理系学生の方は、自分の専門に合わせて業種・企業を絞り込んで就職活動を進める傾向が強いと感じています。それが悪いことだとは思いませんが、もう少し肩の力を抜き、フラットな視点で幅広い業界や様々な仕事を見てから就職先を決めてもいいのではないかと思っています。一度就職してしまえば自社以外の仕事は見えづらくなります。自分の可能性を広げる意味でも視野を狭めすぎず、ニュートラルな感覚を持って就職活動を進めてみてください。