日本通運株式会社

運べないものは、ない。

1937年、鉄道貨物ターミナルとお客様先を結ぶ「通運業」からスタートし、ものを運ぶことを通して社会の発展を支えてきた日本通運。現在では「運べないものは、ない。」といえるほどに総合力と専門性を兼ね備えた ...
1937年、鉄道貨物ターミナルとお客様先を結ぶ「通運業」からスタートし、ものを運ぶことを通して社会の発展を支えてきた日本通運。現在では「運べないものは、ない。」といえるほどに総合力と専門性を兼ね備えた企業として成長。今後も輸送ネットワークをグローバルに拡充し、物流から新たな価値を創り出し、社会発展に寄与することを理念としている。

同社では専門輸送分野において、理系出身の人材の活躍が期待されている。例えば、重量物の輸送から建設まで自社で一括して手掛ける重機建設事業や、物流システムの要件設定から開発、効果検証まで一貫して行う情報システムなどである。これらの分野では、すでに多くの理系出身社員が活躍中だ。また美術品輸送事業においても、実は理系人材が求められている。繊細な取り扱いが必要な絵画や仏像は事前の輸送工程の計画・検証が重要であり、大型の作品の場合は、CADなどを用いて検証を念入りに行う。勿論、理系出身者が活躍できる場所はこれだけではない。物流企業のリーデングカンパニーである同社は、自動車メーカー、精密機器メーカー、医薬品メーカーなど業界を問わずあらゆる業界と取引を行っている。顧客との調整や効率的な物流の構築など理系の知識・経験を活かせるフィールドは多岐にわたる。

日本通運という大きなフィールドでなら、理系学問で培った自身の強みを活かし、物流からを支える仕事が実現できるだろう。

理系の頭脳が活きる、重量品の安全輸送について詳しく紹介しています!
動画へのリンクもございますので、ぜひご覧ください!

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先輩インタビュー

北村 典章

きたむら・のりあき

関西重機建設支店(プラント)

中央大学 理工学部 土木工学科卒

数千トンの重量品を運ぶ
プロジェクトの成否を左右するのは理系の計算・計画能力

日本通運と理系、なかなかイメージで結び付けづらいのではないかと思いますが、入社までの経緯を教えてください
大学では土木工学を学び、制振対策を専攻していました。当時は好景気とはいえず、就職活動は幅広く選択肢を持とうと、建設業界(ゼネコン)のほか、鉄道、メーカー等も視野に入れて行う中、日本通運が重量品の輸送・建設を行っていることを知りました。
会社説明会に参加した時、発電施設や石油・化学プラントなどで数十メートル級、重さにして千トン単位の非常に大きな物を運ぶ理系の知識を活かせる仕事があることを知りました。自分の携わっていることが一目で分かる仕事ですので、非常に興味を持ちました。日本通運が引越しだけでなく、重量品の輸送・建設のほかに海運や航空、警備輸送など、多岐にわたった業務を行っている点も魅力に感じたところです。
今はどんなお仕事をされているんですか
プラント関連の建設プロジェクトの営業を行っております。例えば石油化学やLNGプラントでは、装置全体の設計から調達、建設工事をエンジニアリング会社が一括して受注し、弊社がその中の大型機器や特殊機器の輸送や据付工事を受注することになります。受注に至るまでは現地調査、施工方法の検討・提案、見積作成、お客さまとの折衝を行い、受注後はプロジェクト立ち上げから完了までのコーディネートを行う、といった業務に当たっております。
工事には特殊な車両や大型クレーンが必要となり、計画段階からどのような輸送、据付方法が最適か、お客さまに提案を行います。重量品の輸送ルートを調査し、ルート上の障害物への対応を考えて、地盤や橋に何トンの荷重が加わるかを計算し、それに十分耐えられる強度があるかを検討、不足する場合は補強対策を行い、道路を管轄する関係官庁から事前に許認可を得ることが必要となります。
短くても3カ月、長いものでは5年ほどもかかる大きなプロジェクトとなります。従事するスタッフは国内外の協力会社を含め、数百人規模で行うこともあります。現場での指示が一つ間違うと、数百人に誤った動きをさせてしまうことになります。責任は大きいですが、その分緊張感を持ち、長いプロジェクトを無事成功させた時の喜びは非常に大きいものです。
最適な輸送計画を立てたり、ルート上にある橋などの強度計算をしたりといったところで、理系のバックグラウンドが活きているのでしょうか
はい。橋をどの程度補強するべきか、輸送用車両のタイヤにかかる荷重分布が最適となるには重心をどこにすべきか、道路の傾斜に対する登坂能力や転倒限界、風による影響――等々、計算が必要な業務は必ず出てきます。その中でも、梁に使うH型鋼の強度計算などは研究室で行っていましたので、専攻がそのまま活かせているところです。
「段取り8分」と言われるように、プロジェクトの成否は8割が計画段階で決まってきます。重量品を安全に、正確に収めるためにはどうしても計算に裏付けされた作業計画が必要となります。
仕事の魅力は、どんなところにあるのでしょうか
プロジェクトごとに、扱う重量品が同じだとしても、同じ状況の現場は二度と現れません。実施場所や季節、法令の変更によって最適な方法は変わってきます。また、近年は建機や機材も次々と新しく便利なものが開発され、環境は常に変化し続けております。そのため独自の機材を開発することもでき、想像したことを形にできる面白さがあります。
仕事を工夫する中で、多くの人々とかかわり、重量品を動かす仕事ができるところは重機建設・重量品輸送ならではの魅力です。
また、重機建設・重量品輸送においては、日本国内だけでなく海外でも数多くのプロジェクトの実績があります。私も東南アジアを中心に5年ほど海外のプロジェクトに従事しましたが、国境を問わず活躍できるフィールドがある点も、魅力だと思います。