理系女性の活躍フィールド - 営業職 UBS証券株式会社

Q1.どんな仕事をされているのですか

私が所属している金融商品部では、株式デリバティブ（金融派生商品）を内包する仕組商品、また機関投資家や富裕層の個人投資家が抱える運用上の種々の課題に対する解決策を提案しています。
私は、国内の証券各社に対して株式デリバティブを組み込んだ仕組債を組成、販売しています。お客様から依頼を受けて商品を組成するだけでなく、社内のトレーダーやストラクチャリングと話し合い、新商品の開発・提案に取り組んでいます。また、売出債を組成する際には、届出書の作成のため弁護士と協議したり、販売用資料等の作成に関わったりと、日々、色々な業務に携わることができるので、新鮮な気持ちで仕事に取り組めています。

Q2.仕事のやりがいや印象に残っているエピソードを聞かせてください

昨年、1年間にわたる社内のリーダーシップ研修プログラムに参加しました。アジア地域の社員が約80名集まり、チームに分かれて与えられた課題に取り組むというものでした。プログラムは、シンガポール、香港、上海で行われ、通常業務から離れることでリフレッシュにもなり、刺激的な経験でした。

Q3.女性が働く環境としてはいかがですか？

UBSでは、女性が長く働ける環境作りに力を入れています。育児休暇を取得している社員が多数いますし、休暇取得後もスムーズに復職しています。私も、結婚する際に上司から休暇の取得を勧められ、式の準備等に十分な時間を充てることができました。

Q4.理系女子学生へのメッセージをお願いします！

金融業界のフロントオフィスには全体的に女性が少ないのですが、それゆえ、“女性”ということが一つの個性となり得ます。理系女性はもともと女性の少ない環境に慣れているかと思いますので、臆することなく、金融業界を志望してもらえると嬉しいです。

理系ナビCHECK

世界最大級の金融グループ『UBS』。グローバルに展開しているUBSが最も大切にしている価値観の一つは、多様性を尊重し、配慮される環境、「ダイバーシティ＆インクルージョン」です。
女性が働きやすい環境づくりにも余念がなく、女性のキャリア形成に欠かせないネットワーク構築やさらなる女性活躍推進のために経営幹部が主導した各種育成プログラムを実施しています。育児支援についても本人の出産休暇はもちろん配偶者も取得が可能。短時間勤務や在宅勤務も選択できます。さらに出産・育児休業を取得した社員の円滑な職場復帰を支援するため、取得者とその上司を対象とした「復職コーチング」も実施。出産・育児の支援はもちろん、長期的なキャリア形成支援に会社として全力で取り組んでいます。

これまでのキャリア

1年目～	入社以来、株式本部の金融商品部に所属し、株式デリバティブを含有する仕組み債の組成に携わっています。今まで異動はありませんが、同じ業務に専念することで専門性を高めることができています。